ご あいさつ | 事 業案内 | 地 図販売 | ホー ム |
駒ヶ根山川 キャンプ2012開催延期のお知らせとお詫び 及び 企画変更のご案内 <延期について> 要項が発表できないまま差し迫っての状態で誠に申し訳ありませんが、 2012年9月8-9日開催でご案内しておりました表記の大会を来年に延期させていただきます。 厳密な書き方をいたしますと、(公認)大会としてご案内していた部分を、(モニタリング)合宿に変えて行います。 また、(公認)大会部分に関しては、一旦主催者都合ということで取り下げ、改めて来年の同時期に開催することで再申請する、 つまり「延期」するということでこの不始末を収めたいと存じます。 理由は、主催(主宰)者である山川自身の体調不良によるものです。 このままさらに無理を重ねて開催いたしますと、 より重要であるこの秋の長崎県での全日本リレー&全日本ミドル、 神奈川県でのインカレロング&公認A大会に、大きな支障を来し兼ねないと判断し、 私と近い数名の方との相談の結果、この決定に至りました。猛暑が収束する頃までにできるだけ体調回復に努め、 これら重要大会に向けての準備を怠り無くしたいと思います。 「体調不良」についてご説明させていただきますと、O-マガジンにて大学同期の村越氏が紹介していますように、 私の場合は普段健常人のように見せてはおりますが実は重篤な病を患っております。 腎臓の機能が全く無く、人工透析をしてすでに14年目となります。10年生存率が50%程度の病気で、 治ることはあり得ません(ちなみに生活習慣病から来る糖尿病性のものではなく、幼い頃から腎機能が低い慢性腎炎というものです)。 著しく生活が制限されると定義される「第一級身体障害者」の認定を受けています。 それでも、レースは出来なくとも、調査と大会企画ならば…と研鑽を積み、今まで無理を重ねてまいりました。 しかしやはり、この暑さの中で(実は検査値も思わしく無く)、そろそろ自分の限界を悟り、 生活の仕方を大きく見直さないといけない時期だったのか、とも思います。 また、郷里の高齢の親のことでの移動負担が重くのしかかるというのも、多くの人が通る道とはいえ、 今年から特に大きくなっていました。昨年までの数年間、夏は割と涼しい場所に居りましたので、 今年は特に千葉県や栃木県に居る分、実感が大きいのかもしれません。6月中に仕上げるとしていた日光のメンテナンス調査が、 体調が回復せず大きく遅れ始め、(駒ヶ根大会2ヶ月前となる)7月に駒ヶ根に住むことができなくなった時点で 決断しておくべきだったかと反省しております。「それでも何とか出来るのでは?」とここまで引き伸ばしてしまい、 ご案内が遅れた事を返す返す深くお詫び申し上げます。 そもそもこの大会の開催動機は、地図のメンテナンス(地図精度・渉外の顔繋ぎ)でした。 2007年に「駒ヶ根高原」全体の地図を完成させ、それ以来オリエンティアの皆様に継続してご利用いただいておりましたが、 ここのところ経年変化による表現の不具合も多く聞かれるようになりました。地図を提供する者として、 継続的に長く利用が見込めるこのテレインは、メンテナンス含めずっと責任を持つべきだと日頃より考えておりました。 冬にオリエンテーリングができない場所が多い長野県としては、昨年度は松本市での全日本リレー&インカレロング、 来年度は菅平高原での全日本大会が計画されています(開催はGW中です)。そこに多くの時間とエネルギーを割くと予想されるため、 「駒ヶ根高原のメンテナンスをするとしたら、完成後5年を経過した本年だろう」ということで企画をしたものでした。 恒例の7人リレーが今年夏季開催でないというのも判断材料でした。 しかし、この体調では今までと同様の無理を重ねたペースでは出来なくなったということで、 来年は菅平全日本の準備はありますが、7人リレーは来年も夏季開催でない (11月の3連休で滋賀県協会開催の全日本スプリントをコラボの線で動いています)ため、 自重した生活態度に務め、移動負担の少ない大会二ヶ月前から現地住まいを始めれば「延期しての大会開催」は可能だろう、と判断いたしました。 <変更後の企画について> 駒ヶ根に対する責任という観点では、 できないことは“自分主導の大会”であって(人のお手伝いなら出来ます)、 メンテナンスという目的は今年から果たそう、 それとここまで案内が遅れた以上、皆様の予定も大きく狂わせることになる、 大きな迷惑でしょうが、それでも今から考えられる限り最小に抑えよう、 そう考えて出した結論が、「合宿形式」でイベントは予定通り行う、というものです。
尚、再来年の7人リレーは地元からの強力な誘致を受け、 2014年9月に蓼科千駄刈の森(日本最高所の本格的オリエンテーリングテレイン)にて行うことで 準備を進めております。 また、プロ調査者としての仕事は、後進の者がでてきてくれましたので、この不始末を機に徐々に譲り、継続遂行可能なレベルにまで減 らしてゆき、この健康状態でも自分はこの国のオリエンテーリングにどのような貢献ができるのかを、再度真摯に見直してゆきたいと考えております。 平
成24年8月19日
(有) ヤマカワオーエンタープライズ 山 川克則 (日 光にて某中高の夏合宿に遅れた分地図提供を密着で対応中) |