レース分析 2014年4月2日 |
イベントディレクタの木村です。 松本ロゲイニング2014 Spring Stage に参加された皆様、おつかれさまでした。当日は絶好の競技びよりでした。競技前、競技後の皆さんの笑顔が運営者一同の喜びでした。 参加者皆様が巡った結果を分析してみました。ここから先は競技参加者しか分からない話をさせていただきます。 人気コントロール1位 波田水車(31番) (85チーム/98チーム) 会場に一番近いコントロールです。スタート直後やフィニッシュ直前の時間調整に行った人が多いです。全コントロールの中では最低点ですが、まずは押さえの コントロールです。イベント当日は波田水車周辺に工事が入っていて、戸惑った人が多かったようです。主催者の確認不足で申し訳ありません。波田水車は人の 背丈より大きな発電用水車ですが、水路の入口の道路脇に小型のレプリカがありました。これを撮影してきて、写真判定でNGになった人も数名います。実際に 波田水車を目指していった人は85チームより多いです。ここはコースプランナーが地元のワコタ氏でないと知らないスポットでした。 波田水車(本物) 手前にあった小さな水車(波田水車のレプリカ) これは波田水車ではありません 人気コントロール2位 渕東駅(80番) (84チーム) 会場から近い割に得点が高い渕東駅が人気でした。他のコントロールとの連動もよく、徒歩でも電車でも戦略性に富んだ地点であることが人気でした。今回のイ ベントで露出の高かった上高地線イメージキャラクタ「渕東なぎさ」の名前はこの駅名に由来します。位置説明表の写真は大会のずっと前に撮影していて、その ときは「渕東なぎさ」はどこにも描かれていなかったのですが、大会1週間前に駅の看板が置き換わって、駅名表示が「渕東なぎさ」(しかも全身像)になった ときは、私たちが一番ビックリしました。「松本ロゲイニングに間に合わせてくれたのか。やるなアルピコ交通!」 真偽のほどは判りません。 細かな得点はゴロ合わせで決めました。 「えんどう」→「エイトオー」→「80」 人気コントロール3位 阿弥陀堂仁王門(39番)(74チーム) こちらも会場から近く、人気でした。波田の仁王門で行われる「仁王像の股くぐり」は長野県内では有名な春の恒例行事で、毎年歳時記としてマスコミに取り上げられます。ただ長野県民でも訪れたことがある人は少なくて具体的にどこにあるのか知らない人が多いです。 以下人気コントロールランキング 4位 松本市消防団第40分団(40番)(71チーム) 5位 自然農法国際研究開発センター(32番)(61チーム) 6位 亀田屋酒造(74番)(58チーム) 7位 渚駅(77番)(57チーム) 8位 盛泉寺(37番)(48チーム) 9位 そば盛(43番)(47チーム) 10位ものぐさ太郎伝承地(65番)(45チーム) 会場周りと、上高地線沿線が人気高いです。 最高点数 室山でいだらぼっち像(179番)(24チーム) ここまで行ったチーム数が意外に多いという感想です。得点が高いことと、道のりが比較的平坦であることが要因でしょう。このあたりは松本市ではなく、安曇野市に入ります。 梓川ふるさと公園(33番)(16チーム) 室山の最高得点に行く途中に寄るかどうか思案させるコントロールです。 ここはサッカー元日本代表の松田直樹が練習中に倒れた場所です。松田選手は緊急搬送されましたが、亡くなりました。(2011年) 松田選手の背番号「3」にちなんで33番としました。 聖地アルウィン(103番)(13チーム) 松田選手が最後に在籍した松本山雅(当時JFL加入)。そのホーム競技場がこのアルウィン。ここも松田選手の背番号にちなんで103番としました。競技エリア南部は平坦ですが、距離が長いため、こちらを回った人は少なめでした。 芳川公園(151番)(15チーム) ワコタ氏にコースプランをお願いしたときに、芳川公園が指定されるとは思いませんでした。ここは会場からかなり遠い場所です。それでも15チームがここに到達しているのは驚きです。 到達チームが最も少なかったのは D51機関車(大久保原公園)(45番)(7チーム) アクセス悪い、得点低いということで到達チームが少ないのは判るのですが、それでも7チームがここを通過しています。今回は電車が人気だったので蒸気機関車は不人気だった・・ということではないです。 意外なのが 春夏秋冬(プリン専門店)(81番)に20チームが到着していることです。すごく遠いのですが、プリンの魅力が勝っていたということでしょう。 思ったよりコース取りがバラけて、よかったです。 |