第5回インカレショート実行委員会活動報告
運営責任者:渡辺弥生
 
 
 秋の晴天のもと、たくさんの方の参加を頂き、大会を無事終了することができました事をこの場をお借りしましてお礼申し上げます。運営関係について、幾つかご報告致します。
   
要綱・プログラム

 まず、本大会の実行委員会の発足の遅れに伴い要綱1の発行が遅れたこと、要綱2において訂正追記事項が発生したことについてお詫び致します。要綱2の訂正追加事項は、参加者の方々にとってもよい方向であるという判断で行なった結果ですので、ご理解ください。
 要綱3(以下プログラム)は、競技の流れに沿って判り易いよう、昨年度と同様に予選、Aファイナル、Bファイナル、併設、リレーと分けて表記する形をとりました。配布時期については学校毎に配布をお願いしたことによる個人への到着の遅れを心配していましたが、到着の遅れによる問い合わせはなかったことをご報告致します。
 また、プログラムには、大学OB会、地域クラブをはじめとして多数の広告を頂きありがとうございました。「1行広告」企画に予想以上の申込みを頂けたのは、電子メールの普及と気軽さが合い乗じた結果ではないかと考えております。

   
申込み

 今回の大会では競技により以下の申込み方法を設定しました。
  インカレショート データを入力したフロッピーの提出
  学生併設     データを入力したフロッピーの提出
  一般併設     郵送・会場・メール
  リレー      郵送・会場・メール
 (遅れエントリー  郵送・メール)
 インカレショートおよび学生併設大会エントリーは、学生の皆さんのご協力を得てデータで提出して頂くことが出来、実行委員の作業および入力ミスをより低減することが可能になりました。運営補助の一環としても、今後も継続してお願いしたいと思います。
 メールを利用した申込みは個人・リレー合わせて79件ありました。(メール申込み可能であった、一般併設・リレーの申込数中では約18%)また、遅れエントリーは一般併設申込数の10%、リレー申込チーム数の6%でした。今回は当日参加の受付けは致しませんでしたが、メール申込み、遅れ申込みなど多様な申込み方法を設定したことにより、より多くの方のご参加を頂くことができたのではないかと考えています。

   
実行委員会の運営

 今回の実行委員会は、地域クラブなど既存のオリエンテーリング組織が運営を請負ったのではなく、今回の大会の運営のために初めて組織されました。実行委員は関東から静岡を中心として関西地区在住者もおり、実行委員会を始めとする会合の開催には費用と時間の面で負担が大きいという問題がありました。
 そのため、実行委員会内の話合いは可能な限り電子メールを用いることとし、事前実行委員会は1回、発足後立ち上げ時期と直前の2回はマニュアルおよびプログラムを配布することにより情報伝達を進めました。電子メールの活用にあたっては、実行委員会発足後96年11月よりメーリングリストを開設しました。
その結果、情報の伝達速度向上と話合いの活性化が図れたのではないかと思います。この背景には実行委員の7割以上が電子メールを使用できる環境にあったことがあります。反面、使用できない人との意識の差、情報の漏れがないようにフォローが必要であるなどの懸案事項はありますが、有効な方法ですので今後も実行委員会の運営方法の一つとして取り入れられることでしょう。

   
資材

 今回は奈良インカレ(クラシック・リレー大会)から引継いだ資材を活用し、資材費用を低減することができました。ショートはクラシカルに比べ会計規模が小さいこともあり、今回の全体会計に対しても大きく貢献しています。今後は、特に実行委員会が資材を所有する団体(地域クラブなど)主体ではない場合は利用を検討して頂きたいと思います。
 これらの資材は今後常磐インカレへ引き継ぐ予定です。 

   
 「楽しい大会」であったに1人でも多くの方に感じて頂きたいと願って準備してきましたが、いかがでしたでしょうか?今回の大会が参加者、運営者の皆さんにとって、心に残るインカレの一つで有りうれば幸いです。
 最後に、この場をお借りしまして大会開催にあたりご尽力頂きました関係各位に御礼申し上げます。