|
待っていてくれた優勝カップ
サン・スーシ 小山 太郎
|
![]() |
待っていてくれた優勝カップ
| 一年ぶりに戻って来た優勝カップは、やはりズシリと重かった。
昨年は、連覇のインタビューまで受けながら、ぺナ・チェックの結果1走のラス・コンのパンチ忘れ・・という信じられないミスが判明して悔し涙をのんだが、帰りの車中ではもうすでに今年への闘志がわいていた。
さてさて、毎回何かをやらかすのが わがサン・スーシである。なんとアンカーは第1コントロールに着いた時に、コントロール・カードを持って来ていないことに気づいてガクゼンとなる。レース放棄を考えたが、思い直してスタート地点に戻り、バッグの中からCCを引っ張り出して再び第1コントロールに戻ったのです。もうこの時点で、お先真っ暗足元まっくら、誰が優勝できると思ったでしょうか。でも、東側のスキー場の斜面を見ていた1人のチーム・メイトの目に、確かにあのサン・スーシのグリーンのユニフォームがちらりと見えたのです。信じられない快挙でした。あれだけのビッグ・ロスを挽回してまさかトップで戻ってくるとは!
ですからラスポからのウイニング・ランは1人だけの伴走で、ちょっぴりさびしかったけれど…
や・り・ま・し・た!
クラブメンバーや観客のみなさん、応援ありがとうございました。 また来年、このステージの上でお目にかかるつもりです。(運営の皆さんにもお礼を申し上げます。素晴らしい大会でした。レタスの副賞すばらしいアイデアで奥様連中が大喜び。しかしベテラン・クラスもシューズが欲しかったなア…) |