第22回日本学生オリエンテーリング選手権大会 要項2
1999年9月10日発行
発行:第22回日本学生オリエンテーリング選手権大会実行委員会
発行責任者:片岡由起子(実行委員長・1996年筑波大学卒)
編集責任者:中村 知晴(広報責任者・1999年東京大学卒)


◆はじめに
・本大会では、日本学生オリエンテーリング選手権大会実施規則(以下「実施規則」とする)第2条に定められた競技 (『選手権の部』)を実施する。同時に、『選手権の部』に出場しない学連加盟員のための競技(『一般の部』)を併設開催する。

・『選手権の部』に出場できるのは、実施規則第4条2項に定められた「選手登録名簿」に記載された選手に限られる。 『一般の部』には、クラシック・リレーのそれぞれについて、「選手登録名簿」に記載されていて『選手権の部』に出場しない選手のほか、 実施規則第4条1項に該当しない学連加盟員(過年度生など)が出場できる。


◆日程
2000年3月9日(木):モデルイベント(栃木県日光市)
10日(金):モデルイベント(同上)
開会式(日光市総合会館)
11日(土):クラシック競技(栃木県日光市・今市市)
12日(日):リレー競技(栃木県日光市・今市市)
閉会式

◆地図
・縮尺 1:15000、等高線間隔 5m 、通行可能度4段階表示
*使用する地図は、OCAD を利用したコンピュータ作図である。


◆トレーニングに関する情報
・モデルイベントを以下のように開催する。
  実施期間 3月 9日(木)、 3月10日(金)
  場所栃木県日光市
モデルイベントで使用するテレインは、第7回日本学生オリエンテーリング選手権ショートディスタンス競技大会(以下インカレショート)で使用するテレインと同一である。モデルイベントでは1:15,000地図を使用し、また電子パンチシステム(E-card)を試用できる。 なお、詳細は要項4(プログラム)で発表する。

・モデルイベントで使用するテレインは1999年11月15日から2000年 3月 8日まで開放する。 これに伴い、要項1で発表した立入禁止区域のうち、モデルイベント用地図で図化されている範囲は、テレインの開放期間中の立入禁止を解除する。

・モデルイベント用テレインの地図(1:15,000,白図)購入申込・問合せ先
土井 聡
〒264-0007 千葉県千葉市若葉区小倉町1762番地 小倉自游館333号室
E-mail : sdoi@sky.plala.or.jp


・なお、インカレショート会場でも販売する。合宿等の予定がある場合には、できる限りこれを利用されたい。

◆選手権の部
・実施規則に定められた次の4つの競技を実施する。今後、便宜上( )内の略称を使用することがある。
男子クラシック(ME)
女子クラシック(WE)
男子リレー(ME)
女子リレー(WE)

・クラシック・リレーの各種目上位6位までを表彰する。また、クラシックのME・WEにおいて、 今年度学連初登録者で最も成績の良かった選手を特別表彰する。

◆一般の部
・以下の各クラスの競技を実施する。今後、便宜上「一般学生クラス」という名称を用いることがある。エントリーに際しては「申込の手引き」を参考にすること。

●クラシック(3月11日)
クラスレベルエントリー資格
MA男子上級学連登録2年度目以上のもの
MB男子初級学連登録者(登録年数は問わない)
MF男子中級今年度学連初登録者のみ
WA女子上級学連登録2年度目以上のもの
WB女子初級学連登録者(登録年数は問わない)
WF女子中級今年度学連初登録者のみ

・各クラスとも、人数によって複数のクラスに分割することがある。表彰は各クラスとも上位3位まで行なう。


●リレー(3月12日)
クラス対象チーム構成
MU男子3名
WU女子3名
XU男女混合3名
MS男子なし(個人によるスプリント競技)
WS女子なし(個人によるスプリント競技)

・出場者の学連登録年数は問わない。
・MU、WU、XUは同一校に所属する者で構成することが望ましい。  構成員の所属が複数校にまたがるチームの参加も可能であるが、各校につき2チームまでに限られる。
・MU、WU、XUは同一校に所属する者で構成することが望ましい。
・WU、XUの難易度は同程度とする。
・表彰は、MU、WU、XUはそれぞれ上位3チーム、MS、WSはそれぞれ上位1名に行なう。
・MU、WUにおいて、今年度初登録者のみで構成されたチームのうち、最も成績の良かったチームを特別表彰する。
・各クラスとも、チーム数によってクラスの統合あるいは分割を行なう場合がある。

◆宿泊・輸送
・参加者は、大会期間中は主管者が指定する宿舎に宿泊するものとする。 宿舎から競技エリアまでの輸送はバスで行なう。宿泊の申し込みについては、11月中旬に配付される「申込の手引き」に従うこと。


◆参加費・輸送費・宿泊費
  • 参加費 9000円
    • 選手・チームオフィシャルとも、参加の形態ならびに参加日数にかかわらず、参加費は同額である。
    • 参加費にはプログラム(要項4)、大会報告書の他、競技に必要な費用を含んでいる。
    • 後述する「遅れエントリー」では、割り増し料(1000円)が必要となる。詳細は「申込の手引き」を参照すること。
  • バス輸送費、スポーツ傷害保険、旅行業者手数料など‥‥1日につき 2000円、全日程参加で 4000円 (消費税を含む)
  • 宿泊費、弁当代‥‥1日につき 8000円、全日程参加で16000円 (消費税を含む)
  • 選手権の部:参加割り増し料
    クラシック男子・女子とも1人につき1500円(うち 500円はE-card使用料)
    リレー男子1チームにつき6000円(うち2000円はE-card使用料)
    女子1チームにつき4500円(うち1500円はE-card使用料)
◆申込方法
  • 「申込の手引き」および「申込用紙」を11月18日までに各加盟校および準加盟校(以下「各校」と略す)渉外代表者および各地区学連事務局長に送付する。期限を過ぎても届かない場合は、日本学連事務局まで連絡すること。
  • 10月31日までに参加資格を得た者について、加盟員の選手登録、およびチームオフィシャルの登録を「通常エントリー」として受け付ける。「通常エントリー」の申込用紙には、10月31日までに登録した全加盟員の氏名が記載される。
  • 通常エントリーの際にはクラシック(一般の部)の各人の参加クラスとリレーのクラス別参加チーム数(選手権の部を含む)を記入する必要がある。申込用紙送付から締め切りまでの期間が短いので事前に各校で調査しておくことが望ましい。なおクラシック・リレーとも競技前日には指定された施設に宿泊しなければならないのでそのことにも注意すること。
  • 11月 1日から12月31日までに参加資格を得た学生・チームオフィシャル、および、通常エントリー締め切り後に新たに参加を希望した学生・チームオフィシャルについては「遅れエントリー」を適用する。「遅れエントリー」に対しては、割り増し料を徴収する。事務手続きの簡略化のためにも、10月31日までに加盟登録ならびに賛助会員・評議員登録を済ませ、できる限り「通常エントリー」で申込すること。
  • クラシック(選手権の部)の選手登録を「クラシック選手権登録」として受け付ける。「クラシック選手権登録」は「通常エントリー」での参加クラスを各地区学連が変更することで行われる。
  • 1月20日までに「参加費納付の手引き」を各校ならびに各地区学連に送付する。特別な事情がある場合を除き、一度登録した者の参加費については納付しなければならない。「欠場届」が 1月14日以降に受理された場合、宿泊・輸送費のキャンセル料を引いた分の返還は大会終了後になるため、参加費納付時には全額納付する必要がある。
以上の申込締め切りと担当者の関係は以下のようになる。
締切(必着)担当者
通常エントリー11月30日各校渉外代表者
遅れエントリー1月28日(注)各校渉外代表者
クラシック選手権登録1月13日地区学連事務局長
参加費納付1月28日各校渉外代表者
地区学連事務局長(クラシックME・WE割増分)
(注)ただし 1月14日以降に遅れエントリーを行なった場合、 要項4(プログラム)掲載のスタートリストに反映されないことがあるので、 1月13日までに提出するよう強く要望する。

・ 申込方法や参加費などの詳細については「申込の手引き」を参考にすること。

◆併設大会
・これまでに挙げた競技(選手権の部・一般の部)とは別に、一般を対象とした併設大会を、 3月11日(土)および 3月12日(日)に実施する。詳細は後日発表する。なお、この競技には、原則として学連加盟員は参加できない。

◆観戦
・開会式、クラシック、リレーおよび閉会式の観戦を受け入れる。当日受付も実施する。詳細は後日発表する。

◆その他
・クラシックおよびリレーの選手権の部において、記印手段(パンチングシステム)として、E-cardを採用する。
・当実行委員会では、公式ホームページを開設し、情報発信を行っている。要項等のほかさまざまな情報を掲載していく予定である。
http://www.orienteering.com/‾nikko/

(要項2 終わり)