インカレショート記録集



歴代開催日・場所

試行 1992(平成4)年10月18日(日)
長野県木曽郡山口村馬籠「夜明け前」
※正式名称は「学生ショートO馬籠大会(ショートインカレ試行大会)」
第1回 1993(平成5)年10月24日(日)
長野県伊那市ますみヶ丘地区・横山地区「信州伊那高原ますみヶ丘」
第2回 1994(平成6)年10月9日(日)
宮城県鳴子町鬼首地区「RESORT PARK ONIKOUBE」
第3回 1995(平成7)年10月22日(日)
栃木県今市市「行川II」
第4回 1996(平成8)年11月3日(日・祝)
長野県真田町菅平高原「日本ダボス」
※日本学連と長野県OL協会の共催
第5回 1997(平成9)年10月11日(土)
静岡県富士宮市「白糸の滝」
第6回 1998(平成10)年9月27日(日)
岐阜県恵那郡坂下町「椛の湖ふれあい村」
第7回 1999(平成11)年11月14日(日)
栃木県日光市・今市市


歴代入賞者

男子 優勝 第2位 第3位 第4位 第5位 第6位
試行 小長井信宏
京都4
武田 光
早稲田3
吉村 年史
広島2
小山 博史
東北4
藤田 晴康
静岡4
森 一申
東京農業4
第1回 入江 崇
東北3
南条 伸穂
学習院4
武田 光
早稲田4
安良 和寿
筑波3
森 泰祐
山口2
鈴木 卓弥
東京4
第2回 入江 崇
東北4
藤城 公久
筑波3
太田 晃弘
東京2
野中 俊樹
東京4
岡安 隆史
千葉4
一瀬 建日
京都3
第3回 大西 淳一
東京4
世古口裕史
東京工業3
藤咲 芳春
東京4
太田 晃弘
東京3
柿並 義宏
東北4
山内 亮太
早稲田4
第4回 薛 孝太郎
京都4
石澤 俊崇
早稲田4
太田 晃弘
東京4
桂田 靖之
名古屋4
渡辺 研也
東北3
美濃部 篤
筑波3
第5回 美濃部 篤
筑波4
山口 大助
千葉4
近藤 貴文
東京4
白土 英治
東北4
兼田僚太郎
早稲田2
篠原 岳夫
筑波2
第6回 村上 健介
筑波4
篠原 岳夫
筑波3
水嶋 孝久
静岡4
高橋 善徳
筑波3
石井 泰朗
東北4
上野 大悟
東京3


女子 優勝 第2位 第3位 第4位 第5位 第6位
試行 渡辺 弥生
筑波4
佐藤 明子
金沢4
吉川 素子
京都3
植田 佳子
広島2
小西 陽子
筑波4
石川恵美子
東北3
第1回 山口 純子
名古屋2
酒井 佳子
北海道4
植田 佳子
広島3
志村 聡子
早稲田3
高木貴美江
京都橘女子4
片岡由起子
筑波2
第2回 田中 裕子
筑波2
志村 聡子
早稲田4
山口 純子
名古屋3
片岡由起子
筑波3
稲村 仁美
広島4
中野 宏美
静岡4
第3回 山本 康世
国際基督教4
染矢 和子
千葉4
田中 節美
筑波3
中村 正子
筑波3
岡原 桂子
筑波4
中尾あずさ
実践女子4
第4回 中村 正子
筑波4
大西真理子
東京女子4
山内 祐子
日本女子3
田中 節美
筑波4
田中 裕子
筑波4
堀井 亜紀
筑波3
第5回 金子 恵美
東京女子4
渡辺 円香
筑波4
堀井 亜紀
筑波4
山内 祐子
日本女子4
丹羽美智子
東北4
堀出 知里
筑波4
第6回 酒井真由美
日本女子3
赤石 英美
東京農業4
伊藤 恭子
筑波3
辻井 享子
京都女子4
吉田奈津子
茨城4
河野 真理
日本女子4


新人王・新人上位選手

  A-Final進出新人 新人クラス優勝 B,C-Finalトップ
  男子 女子 男子 女子 男子 女子
試行 25永井孝雄
一橋1
31鈴木 篤
早稲田1
41山内亮太
早稲田1
40立花純子
静岡県立短1
(実施されず)
HS 7位
川上敏行
広島1
(実施されず)
DS 3位
林ゆかり
筑波1
(実施されず) (実施されず)
第1回 16太田晃弘
東京1
60石澤俊崇
早稲田1
(なし) (実施されず)
HU 14位
川手政哉
新潟1
(実施されず)
DU 6位
高橋美和
信州1
(B)諏訪高典
京都2
(C)土井 聡
東北2
(B)馬場亮子
早稲田4
(C)久保田あゆ子
神戸3
第2回 (なし) (なし) (実施されず)
HA1 6位
白土英治
東北1
HA2 9位
柴田達真
東北1
(実施されず)
DA 7位
小野 文
岩手1
(B)石澤俊崇
早稲田2
(C)柿並義宏
東北3
(B)原志保子
静岡3
(C)白鳥裕子
宮城学院女2
第3回 (なし) (なし) 村上健介
筑波1
吉田奈津子
茨城1
野上健士
東京4
金子恵美
東京女子2
第4回 35小野田雄介
東北1
9近藤寛子
国際基督教1
兼田僚太郎
早稲田1
米川綾子
筑波1
水嶋孝久
静岡2
佐々木峰子
筑波3
第5回 (なし) 18高橋ひとみ
実践女子1
紺野俊介
早稲田1
中島篤
新潟1
安形季見子
千葉1
安田忠寛
中京4
伊藤恭子
筑波2
第6回 10榎本和宏
早稲田1
21 本多祐子
東北1
許田重治
京都1
饗庭正寛
名古屋1
増山歩
新潟1
内山裕史
東京3
塩田美佐
筑波2


優勝者数<大学別>

  男子 女子
3回    
2回 東北(1人)、筑波(2人) 筑波(2人)
1回 東京、京都 名古屋、国際基督教、東京女子、日本女子
※試行大会を除く

入賞者数(メダル数)<大学別>

男子 試行 1回 2回 3回 4回 5回 6回

東京

  6 3,4 1,3,4 3 3 6 1 0 8 9
筑波   4 2   6 1,6 1,2,4 2 2 4 8

東北

4 1 1 5 5 4 5 2 0 4 6

早稲田

2 3   6 2 5   0 1 3 5

京都

1   6   1     1 0 1 2

学習院

  2           0 1 0 1

東京工業

      2       0 1 0 1

千葉

          2   0 1 0 1

山口

  5           0 0 1 1

千葉

    5         0 0 1 1

名古屋

        4     0 0 1 1

静岡

5           3 0 0 1 1

広島

3             0 0 0 0

東京農業

6             0 0 0 0
                6 6 24 36

女子 試行 1回 2回 3回 4回 5回 6回
筑波 1,5 6 1,4 3,4,5 1,4,5,6 2,3,6 3 2 1 11 14
日本女子         3 4 1,6 1 0 3 4
東京女子         2 1   1 1 0 2
名古屋   1 3         1 0 1 2
早稲田   4 2         0 1 1 2
広島 4 3 5         0 0 2 2
国際基督教       1       1 0 0 1
北海道   2           0 1 0 1
千葉       2       0 1 0 1
東京農業             2 0 1 0 1
京都橘女子   5           0 0 1 1
静岡     6         0 0 1 1
実践女子       6       0 0 1 1
東北 6         5   0 0 1 1
京都女子             4 0 0 1 1
茨城             5 0 0 1 1
金沢 2             0 0 0 0
京都 3             0 0 0 0
                6 6 24 36
※メダルの合計枚数に試行大会は含まない

入賞者数(メダル数)<地区別>

男子 試行 1回 2回 3回 4回 5回 6回
北東 4 1 1 5 5 4 5 2 0 4 6
北信越               0 0 0 0
関東 2, 6 2, 3,4,6 2, 3,4,5 1,2, 3,4,6 2, 3,6 1,2, 3,5,6 1,2, 4,6 3 6 16 25
東海 5       4   3 0 0 2 2
関西 1   6   1     1 0 1 2
中九四 3 5           0 0 1 1
              6 6 24 36

女子 試行 1回 2回 3回 4回 5回 6回
北東 6 2       5   0 1 1 2
北信越 2             0 0 0 0
関東 1,5 4,6 1,2,4 1,2,3,4,5,6 1,2,3,4,5,6 1,2,3,4,6 1,2,3,5,6 5 5 17 27
東海   1 3,6         1 0 2 3
関西 3 5         4 0 0 2 2
中九四 4 3 5         0 0 2 2
              6 6 24 36
※メダルの合計枚数に試行大会は含まない

入賞者数(メダル数)<学年別>

男子 試行 1回 2回 3回 4回 5回 6回
1年               0 0 0 0
2年 3 5 3     5,6   0 0 4 4
3年 2 1,4 2,6 2,4 5,6   2,4,6 1 3 7 11
4年 1, 4,5,6 2, 3,6 1, 4,5 1, 3,5,6 1,2, 3,4 1,2, 3,4 1, 3,5 5 3 13 21
              6 6 24 36
女子 試行 1回 2回 3回 4回 5回 6回
1年               0 0 0 0
2年 4 1,6 1         2 0 1 3
3年 3,6 3,4 3,4 3,4 3,6   1,3 1 0 9 10
4年 1,2, 5 2, 5 2, 5,6 1,2, 5,6 1,2, 4,5 1,2,3,4,5,6, 2, 4,5,6 3 6 14 23
              6 6 24 36
※メダルの合計枚数に試行大会は含まない

インカレショート新記録集(第6回・岐阜)

(とくに断りのないかぎり試行大会は考慮しない)

開催地・開催日

【最も西の開催地、最も早い開催日】 開催地(岐阜県坂下町)は試行大会を含めた過去7回のうちで最西端。開催日(9月27日)も試行大会を含めて最も早い。

優勝者

【日本女子大学から初の優勝者】 酒井真由美選手(3年)の優勝は日本女子大学としては初。日本女子大学は今年3月の第20回(常磐)インカレのリレー競技で優勝しており、酒井選手にとっては2つ目の選手権クラス金メダル。なお、村上健介選手(4年)の優勝は、筑波大男子としては2回目(2人目)で、回数は東北大男子に並んだ。

【女子大初の2人同時入賞】 1大学から女子2人が同時に入賞するのは、筑波大以外では今回の日本女子大が初めて。

【3年女子の優勝は初】 3年生女子が優勝したのは試行大会を含めて初。第3,4,5回と、女子では4年生の優勝が続いていた。ただし、第1,2回大会では2年生が優勝している。なお、男子では第1回大会の入江崇選手(東北3=当時)を除き、今回を含め毎回4年生が優勝している。

【女子優勝は5回連続関東】 女子の優勝者は第1回の山口純子選手(名古屋2=当時)を除き、第2回大会以降5回連続で関東地区から。

新人特別表彰

【新人男子の最高順位】 榎本和弘選手(早稲田1)の10位は、新人男子としては試行大会を含め史上最高。なお、新人女子の最高順位は第4回の近藤寛子選手(国際基督教1=当時)の9位。

入賞者数(メダル数)

【静岡大男子・東京農業大・京都女子大・茨城大、初の入賞者】 静岡大男子の入賞は初。東京農業大、京都女子大、茨城大から入賞者が出たのは男女通じて初。

【関西女子の入賞は5年ぶり】 辻井享子選手(京都女子4)の入賞(4位)は、関西女子としては第1回大会の高木貴美江選手(京都橘女子4=当時)の5位以来2回目。関西女子の最高順位を更新。なお、水嶋孝久選手(静岡4)の入賞(3位)は、東海男子として2年ぶり2回目。こちらも東海男子の最高順位を更新。

【連続入賞は東大男子・東北大男子・筑波大女子】 毎回入賞者を出している大学は、東大男子・東北大男子・筑波大女子。このうち、試行大会からの6回連続は、東北大男子(毎回1人ずつで計7人)と筑波大女子(計16人)。なお、筑波大女子の入賞者が1人だったのは第1回以来5年ぶり。

【大学別歴代メダル数、筑波大男子・日本女子大が単独2位に浮上】 今大会終了時点で、大学別のメダル数(入賞者数)は男子では、東大の9個がトップ、筑波大が今回の3人入賞で東北大を抜き去り8個で2位。女子では、筑波大女子の14個に続く混戦から日本女子大が抜け出し4個で2位。

【関東女子の入賞5人以上は4年連続】 関東女子は第3,4回大会でメダル6枚独占、前回・今回も5人入賞で、5人以上の入賞が4年続いている。関東男子の入賞者は今回4人で、3人以上の入賞が第1回以降続いている。

【男子2位は関東の指定席】 男子の準優勝は試行大会を含めて毎回、関東。

【女子2,5位は4年生の指定席】 女子の2,5位は試行大会からすべて4年生。

【北信越からの初入賞、あと一歩】 まだインカレショートで入賞者を出していないのは北信越の男女。ただし、試行大会で佐藤明子選手(金沢4)が2位。今回は男子で山岸甚太郎選手(金沢4)が7位で、入賞まであと3秒だった。

決勝進出者数

【決勝進出者数、筑波大男子・東北大女子が最多】 今回の決勝進出者数が最も多かった大学は男子が筑波大の7人、女子が東北大の3人。男子で筑波大に次ぐのが、東大、金沢大、早稲田(いずれも4人)。金沢大の決勝進出4人は過去最多。

【追手門学院大・東京農工大女子・慶應義塾大女子、初の決勝進出】 追手門学院大・東京農工大女子・慶應義塾大女子は初めての決勝進出者を出した。

【決勝進出者数の歴代合計、東大男子・筑波大女子がトップ】 過去の決勝進出者数の合計は、男子が東京35・筑波34・東北29・早稲田16、女子が筑波25・京都橘女子12・東北11。男子では筑波大がトップの東大に迫っている。筑波大女子は今回、決勝進出者が2人で過去最少。なお、第1回から毎回決勝進出者を出している大学は、男子が東京・筑波・東北・早稲田・京都・広島・慶應義塾・名古屋の8大学、女子は筑波・実践女子の2大学のみ。

【北信越男子・関西女子の決勝進出者数、過去最高】 北信越男子・関西女子は、今回の決勝進出者数がともに5人で、決勝進出定員が男子36・女子24となった第2回大会以降で最多。定員が多かった第1回大会と割合で比較しても過去最高。

【全地区からの決勝進出は4年ぶり】 全国6地区すべてから女子の決勝進出者が出たのは、第2回大会以降4年ぶり。なお、男子は毎回、6地区すべてから決勝進出者が出ている。

最高順位

【男子3大学・女子8大学が過去最高順位を更新】 過去の決勝最高順位を更新したのは以下の大学。男子では、静岡9→3・金沢17→7・追手門学院×→13。女子では、日本女子3→1・東京農工21→2・京都女子16→4・茨城8→5・慶應義塾×→9・図書館情報18→11・東京農工×→18・広島女子24→22(×印はこれまで決勝進出者がいなかったことを示す)。

コース、タイム

【決勝コースは過去最短、キロタイムは過去最長】 今回の決勝コースの距離は男子3,000 m女子2,100 mで、男女とも過去最短。アップ率(コース距離に対する登距離の割合)は例年並であったにもかかわらず、優勝者のキロタイム(コース距離1 kmあたりのタイム)は男子が8分28秒、女子が10分57秒で過去最長。どちらもこれまで1分以上長かった。

【最も遅い予選通過ライン(女子)】 今回の女子予選WE-Q2の通過ライン(12位)のタイムは30分2秒で、男女通じてこれまでで最も遅いタイム。同組トップとの差も9分57秒で過去最長。しかし、その12位・河野真理選手(日本女子4)は決勝で見事6位入賞を果たした。




参考文献「第6回インカレショート実況放送資料(大西淳一編)」