インカレショート前日(99/11/13)
モデルイベントのお知らせ

実行委員会とは別に地図作成(3次・印刷)を担当しているRMOが、先日のスウェーデンプロマ ッパー・ペローラオルソン氏による地図調査講習会の成果をもとに提供します。

  • 会場:日光市体育館(JR日光駅より南へ200メートル)
    • 駐車場有、男女別更衣室が利用できます。
    • テレインまで徒歩約1km赤白テープ誘導。
    • 当日は午後2:00より当所で日本学連定例総会が開催されます。
  • 日時1999年11月13日10:00〜15:30(受付〜15:00)
  • 縮尺1:10,000、正真正銘の国際基準の地図、約1.5kmのミニミニコースです。
    e-card使用、本番で初めて使用となる方はこの機会にご体験下さい。今回は全体解析は無 しでラップのプリントアウトをその場でお渡しします。
  • 参加費:500円(当日お支払い下さい。地図代・e-card使用料込み)
※今までの我が国のO-MAPを見るに、1990年改定のIOF地図基準に従うと云いながら実際は独 自の表記を採用しており近年日本への来訪者や海外遠征者からその弊害が指摘されております。 特に、オレンジと緑の表記に関してはその異文化ぶりは顕著です。
  • オレンジ:openland/rough openland(不整地)/openland with scattered trees(木がまばらに 生えた所)/rough openland with scattered trees(木がまばらに生えた不整地)で、伐採 地が黄色の大きなドットで表記されるのは完全な間違いです。
  • 緑:ハッチ(縦のストライプ)で表記される植生は倒木による通行障害だけではありません。背丈 より低いやぶで、遠くが見通せ、周りの地形が容易に見て取れる区域はハッチでの表記と なります。今まで日本で見てきた地図よりずっと多くの区域が、%表示ではなくハッチで 表記するのが国際基準です。
(日光での)インカレの地図も、今までのものからこれらが矯正されています。 これらの表記に慣れるため、このモデルイベントを体験されておくことをお勧めします。 オレンジに関しては(日光では)それほど競技に影響を及ぼすものではありませんが、緑ハッチに 関しては、このモデルコースで正しい表記方法を理解した上で本レースに臨んで下さい。

問合せ:e-mail:rmos@orienteering.com TEL:047(486)5162