オリエンテーリング用地図
オリエンテーリング用コンパス
■オリエンテーリングとは?

 オリエンテーリングとは、野山の中で、地図上に表示された目印の地点をたどっていき、ゴールまでのタイムを競う競技スポーツです。ただし、各地点間はどのように進んでもよく、より早いルートを自分で考えて進むところが、マラソンやクロスカントリーなどとは違う、オリエンテーリングの特徴となっています。

 オリエンテーリングが行われる場所(=地図が作られる場所)は、主に緩やかな起伏のある森や公園、草原などで行われます。

 競技を行うコースは、競技者のレベルに合わせたものが用意され、初心者から上級者まで子供から年配の方まで楽しめるスポーツとなっています。


■オリエンテーリングの魅力

【オリエンテーリングの舞台】
 オリエンテーリングの舞台は全国各地の、森や公園などの「自然」のなかであり、いろんな季節の、いろんな場所の、いろんな「自然」を自分の足で満喫できるのがオリエンテーリングの魅力といえます。

【走力と知力のバランス】
 オリエンテーリングにおいて早くゴールにたどり着くためには、起伏のある地形を早く走るための走力が必要です。しかし、しっかりと地図を読んでから動かないと、自分のいる場所や進むべきルートを見失ってしまい、すぐに迷ってしまいます。地図を見ないで走ってもダメ、地図を見すぎて走らないのもダメ、まさに「走力と知力のバランス」が必要とされるというところにオリエンテーリングという競技の難しさ=楽しさがあるのです。


オリエンテーリングの種類

 主なオリエンテーリングの種類は以下のようなものです。
ポイント・オリエンテーリング 一番よく行われているもので、地図上に表示された地点を決められた順番に回っていき、ゴールまでのタイムを競うオリエンテーリングです。
フリーポイント・オリエンテーリング 地図上に表示された地点を、自由な順番で、決められた数だけ回ってくるオリエンテーリングです。
スコア・オリエンテーリング 地図上に表示された地点ごとに「点数」が割り振られており、その地点を制限時間内に自由な順番で回っていき、集めた点数の合計を競うオリエンテーリングです。
トレイル・オリエンテーリング 道や小径のコースをたどり、地点ごとに「課題」が設定され、いくつかのフラッグからその「課題」にあったものを選んでいくもので、障害者も楽しめるオリエンテーリングです
スキー・オリエンテーリング 冬に雪の積もった場所で、スキーを履いて行うオリエンテーリングで、東北や北海道でよく行われています。
 このほか、MTB・オリエンテーリングやボート・オリエンテーリング等、いろんな種類のオリエンテーリングがあります。


■オリエンテーリングに参加するには

【参加方法】
 オリエンテーリングに参加するには、全国各地で開催されるオリエンテーリングの大会・練習会に出場することになります。オリエンテーリングの大会・練習会の情報は、下記のホームページ等を参照し、要項を確認すると良いでしょう。
 ・orienteering.com
 ・森を走ろう!!

 また、仙台オリエンテーリングクラブは、小さなお子さまからお年寄りの方までオリエンテーリングを楽しんでいただけるよう、オリエンテーリング・イベントを開催しております。
 ぜひともこちらの仙台OLC主催・運営イベントのページをご参照の上、ふるってご参加くださいますようお願いいたします。

【持ち物】
 運動できる靴、長袖長ズボン(ジャージなど)、腕時計などがあれば、オリエンテーリングはできます。コンパスは持参しても良いですが、会場でレンタルできます。