第2回全日本トレイル・オリエンテーリング選手権大会 プログラム
日時: 2005年11月26日(土)9:30〜14:00 雨天決行・荒天中止
主催:(社団法人)日本オリエンテーリング協会
主管: 第2回全日本トレイル・オリエンテーリング選手権大会実行委員会
後援:(財)健康・体力づくり事業財団、滋賀県、滋賀県教育委員会、野洲市、野洲市教育委員会、(財)滋賀県体育協会、(財)滋賀県スポーツ・レクリエーション協会、(財)滋賀県文化振興事業団、大津放送局、BBCびわ湖放送、京都新聞滋賀本社
協賛: 森永乳業株式会社(予定)
協力: 滋賀県オリエンテーリング協会、島根県オリエンテーリング協会、京都橘大学オリエンテーリング部、京都大学オリエンテーリングクラブ、日本トレイル・オリエンテーリング研究会
大会役員
大会コントローラー: 小山太朗
大会実行委員長: 岩井健二
競技責任者: 阪本 博
運営責任者: 山本 昇
コース設定者: 伊東洋一郎
地図修正・作図:
阪本 博、伊東洋一郎
会場と交通
*公共交通機関をご利用になる場合:JR東海道線野洲駅より近江鉄道バス「花緑公園」行きにて約15分、「森林センター前」下車、緑白色テープ誘導約1分。または「村田製作所(西ゲート経由)」行きにて約10分「西ゲート」下車徒歩約10分(※西ゲートから会場までのテープ誘導はございません。)。JR東海道線野洲駅より野洲市循環バス「三上コース左回り」にて約35分、「森林センター前」下車、緑白色テープ誘導約1分。
*バス路線時刻・運賃表(土曜日)
野洲駅 |
西ゲート |
森林センター前 |
行き先 |
8:19 |
8:28 |
8:36 |
花緑公園行き |
8:52 |
9:01 |
9:09 |
花緑公園行き |
9:00 |
9:10 |
|
村田製作所行き(西ゲート経由) |
9:38 |
9:48 |
|
村田製作所行き(西ゲート経由) |
10:12 |
− |
10:46 |
循環バス三上コース左回り |
10:29 |
10:39 |
|
村田製作所行き(西ゲート経由) |
11:03 |
11:13 |
|
村田製作所行き(西ゲート経由) |
12:00 |
12:09 |
12:15 |
花緑公園行き |
運賃:320円(野洲駅⇔森林センター前) 300円(野洲駅⇔西ゲート)
※バスの時刻は、必ずご自身でもご確認ください。
近江鉄道バス路線時刻: http://www.ohmitetudo.co.jp/bus/rosen/jikoku.htm
野洲市循環バス路線時刻:
http://www.city.yasu.shiga.jp/doc/siminkenkoufukusibu/siminka/2005033101.html
*自動車で来られる場合:名神高速道路「竜王インター」より国道8号線を経て約25分、「栗東インター」より国道8号線を経て約20分。森林センター駐車場入り口にコントロールフラッグを設置します。森林センター駐車場(無料)は早い段階で満車になる可能性があります。その場合は植物園駐車場(無料)もしくは希望が丘公園西ゲート駐車場(有料500円)を利用してください(※花緑公園ふるさと館前駐車場は一般来園者が利用しますので、駐車しないでください。)
*駐車場から会場までの所要時間(すべて徒歩):森林センター駐車場(無料)から1分、植物園駐車場・北(無料から)5分、植物園駐車場・南(無料)から8分、希望が丘公園西ゲート駐車場(有料500円)から10分
(会場の設備)
会場設備
*手洗い所(WC):
一般用トイレは会場の近くにあります。 車椅子用トイレは会場から200mのところになりますのでなるべく事前にすませてきてください。会場レイアウト図をご参照ください。
なお、コース途中に車椅子用トイレがあります。
*更衣所: 特に設けません。会場は屋外です。シート等の持参をお勧めします。雨天のときは会場に隣接する建物の軒下で雨を避けることができます。
*会場には飲食物の販売施設はありません。飲み物や昼食はあらかじめ各自でご用意ください。
公式掲示板
*会場に公式掲示板を設け競技規則に関する変更事項、重要情報など
このプログラムの記載から変更、追加になった事項を掲示します。参加者は必ず競技前に公式掲示板を確認してください。
移動介助者(エスコート)
*車椅子使用など移動障害を持つ競技者には、主催者側で競技者1人に介助者(エスコート)を
1人つけます。友人、知人、家族などは介助できません。ただし、常に医療介助が必要な方は事前に本部まで申し出てください。ご相談します。
*エスコートは移動およびコントロール・カードへのパンチ・チェックの介助のみを行い、競技に関する助言は一切行いません。ルート選択、解答に関する助言や同意をエスコートに求めることは禁止です。
*毛布、水筒など個人的に必要なものがある場合は、競技者各自で用意してください。
*自力で移動可能な競技者で、エスコートが不要の方は本部まで申し出てください。
服 装
*特に制限はありません。
*コースセット用コンパス、距離計測器・用具および携帯電話のコース内への持ち込みを禁止します。
*弱視者はコントローラーの事前承認を得て双眼鏡などの補助器具を使用することが出来ます。
競技規則
日本トレイル・オリエンテーリング競技規則に準拠します。
調査依頼・提訴
競技運営に関する調査依頼、苦情、提訴は本部備え付けの用紙により、当日14:00までに申し出てください。
裁定委員は公式掲示板に発表します。
競技用地図
縮尺1:4000 等高線間隔5m 透視可能度3段階表示
なおNクラスについては大縮尺の地図を使用する予定です。詳細は公式掲示板に発表します。
A4版 ポリ袋封入済み
ISOM2000準拠。ただし次の特徴物はISSOM2005に準拠して表記しています。
・建物= 濃い灰色(通り抜けできる部分は薄い灰色)
・階段= 梯子状の表記
・立入禁止の植え込み・花壇= くすんだ緑
・車の通れない巾の狭い舗装道路= 二重線
特別な表記: ○(緑)目立つ木 ×(青)水飲み場 ×(黒)遊具など (ISOMパイプ・ラインの記号)細長い遊具
ISOM2000によらない記号の凡例は地図に表記します。
コントロール位置説明:E、AクラスはIOF記号、BクラスはIOF記号と日本語の併記、Nクラスは日本語を使用します。
テレイン・プロフィール
大きく公園部分と山林部分に分かれます。
公園部分はよく整備された公園で、舗装された道が発達しています。道幅が狭いところが散見されますが車椅子の通行は確保されています。公園内は芝生と見通しのよい林が中心ですが、公園から隣接する山林を見た場合、一般的に透視可能度が悪くなっています。
山林部分はおおむね透視可能度がよく、微地形が発達しています。舗装されていない道は車椅子では通りにくい部分がありますが、危険ではありません。
競技エリアの道はおおむね平坦ですが、部分的に傾斜が急なところがあります。
コース・プロフィール
*距離と登距離(予定)
Eクラス 2,5 km 25m
Aクラス 2,2 km 25m
Bクラス 1,8 km 30m
Nクラス 0,8 km 20m
*コース・プロフィール
E、Aクラスでは山林部分と公園部分を半々で使用します。山林部分は透視可能度がよく、自然の地形の変化をよく読み取ることが要求されます。Eクラスでは高い集中力と頭の切り替えが要求されます。
B、Nクラスでは主に公園部分のみを使用します。
制限時間
Eクラス 120分
Aクラス 120分
Bクラス 90分
Nクラス 90分
*制限時間内に競技を終了すれば競技に要した時間は成績に関係しませんが、制限時間を越えると5分までごとにつき1点減点します。
受 付
*事前申込の方
受付を通る必要はありません。受付近くのコントロール・カード配布所からご自分のコントロール・カードを取ってください。なお、申込に不備がある方はコントロール・カードの代わりにその内容を書いた紙片が置いてありますので、それを持って受付にお越しください。
*当日申込の方 受付時間9時30分〜11時00分
申込書に必要事項を記入し、受付に申込書と参加料を提出してください。その際スタート時刻を指定し、コントロール・カードをお渡しします。
Aクラスの当日申込受付人数には制限があります。定員を超えた場合はBクラスに回っていただきますのであらかじめご了承ください。
*Eクラスの当日申込はありません。
*コンパスをお持ちでない方には、受付で貸し出します。返却は本部(受付に隣接)までお願いします。なお、貸し出したコンパスを破損紛失された場合は、実費として2000円をいただきますのでご注意ください。
初心者説明
*会場からスタートまでの間に、初心者説明用のコントロールを設け希望者には係員が説明します。競技方法のわからない方はご利用ください。タイム・コントロールの方法がわからない方も、ここで説明を受けてください。タイム・コントロールの場所では説明しません。
スタート
*スタートへはコントロール・カードを必ずお持ちください。コントロール・カードのない方は競技に参加できません。
*スタート地区は会場から200m・徒歩3分です。会場から青白色テープで誘導します。
*スタート3分前になったら最初の枠に入り、1分ごとに枠を進んでください。スタート・チャイマーの合図とともにスタートしてください。
*スタート1分前の枠で地図を裏向けてお渡しします。スタートまで地図は見ないでください。
E、Aクラスの方は、このときに地図の裏にご自分の名前を書いてください。
*地図上のスタート〔△〕の位置は 現地にフラッグで示します。
*スタート時刻に遅刻した競技者は、役員の指示にしたがってスタートしてください。所要時間は指定されたスタート時刻より計算されます。
競技中の注意
*コースでは障害者〔車椅子競技者〕が優先です。特にDPの前では車椅子競技者に場所を譲りましょう。
*競技中は静粛を守ってください。私語・独り言は禁止します。口頭あるいは他の方法により競技者どうしが解答を教え合うなどの不正行為を行った場合は、関係する全員を失格とします。
*道を外れて芝生の広場や林などに入り、コントロールに近づくことは禁止です。また、車椅子が通れる道以外は通行禁止です。違反が判明した場合は失格です。
また、競技者立入禁止の道に入ってもいけません。立入禁止の道は地図上で赤の×印で示すか、現地に看板で示します。
*DP(デシジョン・ポイント)を見つけるには、位置説明H欄(いちばん右の欄)の矢印を手がかりにしてください。(コントロール番号の印刷位置とは関係していません)
この矢印は、DPからコントロール・フラッグを見る方向を指示しています。例えば、H欄に「↑」が書いてあるコントロールでは、北向きにコントロール・フラッグが見える場所にDPがあります。
コントロール周辺に道が多く、DPを発見するのにどのルートを取るか迷う場合は、このH欄の矢印を参考にしてDPの場所を判断してください。なお、ルート・チョイスに迷うことがない場合は、位置説明に矢印はありません。
*DPの看板の色はクラスによって次のようになっています。
Eクラス:青
Aクラス:橙
Bクラス:黄
Nクラス:紫
なお、EクラスではDPの看板にコントロール番号が書いてありません。他のクラスでは書いてあります。
*DPからフラッグを見たときに、他のコントロールのフラッグや、午後に同じテレインで行われるパークOのフラッグが合わせて見えるところがあります。そういう場所では、現地に赤色のテープが張ってあります。位置説明表のフラッグの数を確認し、DPから見てテープの向こうに見えるフラッグはそのコントロールとは関係無いものとして解答を出して下さい。
*解答を決めたら、DPを行き過ぎたところに設置してあるピン・パンチを使ってコントロール・カードにパンチをしてください。コントロール・カードは2枚重ねになっています。重ねたまましっかりとパンチしてください。
*コントロール・カードで、1ヶ所のコントロール欄に複数のパンチがある場合〔ダブル・パンチした場合〕はそのコントロールは不正解とします。パンチ・ミスをして、その欄を爪でつぶしてパンチしなおしても得点にはなりません。
*「正解がない」(コントロールの円の中心の位置にフラッグを置いていない)コントロールがある場合があります。正解がないと判断したら、コントロール・カードのいちばん右のZ欄にパンチしてください。
なお、Nクラスには正解なしコントロールはありません。
タイム・コントロール TC
*EクラスとAクラスには、タイム・コントロールを設けます。タイム・コントロールの位置は地図上には示しません。
*タイム・コントロール待機所に着いてからタイム・コントロールが終了して待機所に戻るまでの時間は、競技時間から差し引きます。
*タイム・コントロールでは「TCチェッカー」という時間自動計測器を使用します。正解を判断したらTCチェッカーの解答用アルファベット・ボタンを押してください。回答制限時間は60秒で、10秒前(50秒)に警告があります。タイム・コントロールのやり方がわからない人は、スタート前に説明を受けてください。タイム・コントロール場所では説明はしません。
給水所・救護所
給水所・救護所はコース内には設けません。本部で怪我等の応急処置のみを行います。
ゴール
*E、Aクラスでは「プレ・ゴール」方式を採用します。競技用地図には2ヶ所のゴール〔◎〕が書いてありますので、順番に両方のゴールを通過して下さい。1つ目のゴール〔◎〕は計時用のゴールです。競技制限時間がオーバーしているかどうかは1つ目のゴールの通過時刻で判断します。そのあと、競技者は必ず2つ目のゴールを通ってコントロール・カードを役員に提出してください。
*ゴールでは地図は回収しません。競技の公正さを保つため、まだスタートしていない競技者には見せないようにしてください。
*正解表は全参加者がスタートしたあとに本部で配布します。
棄 権
競技を途中で中止する場合は、必ずゴールまたは本部にコントロール・カードを提出してください。さもないと、未帰還者として捜索され、他の参加者の皆さんに多大な迷惑をかけることになります。
表 彰
*各クラス上位3位までを表彰します。全員が対象となる「総合クラス」とは別に、移動障害を持つ参加者のみを対象とする「パラリンピック・クラス」についても各クラス3位までを表彰します。表彰式の時間・場所は公式掲示板に発表します。
●Eクラスの総合優勝者およびパラリンピック・クラスの優勝者に、それぞれ2005年度のトレイルO日本選手権保持者(日本チャンピオン)、2005年度トレイルO日本パラリンピック選手権保持者(日本パラリンピック・チャンピオン)の称号が与えられます。みんなでその栄誉を讃えましょう。
本大会のEクラス上位入賞者は2006年フィンランドで開催される世界トレイルO選手権大会の日本代表候補選手に推薦されます。日本代表選手の推薦基準は別掲します。
コース説明会
競技終了後、Eクラスのコースについてコース設計者による現地説明会を開催する予定です。詳細は当日会場に掲示します。
全般的な注意
*参加者は、自分自身の健康状態を十分に考え、絶対に無理をしないでください。
*参加者が自分自身あるいは第三者に与えた傷害・損害・損失については、主催者はその責任を負いません。
*会場内は禁煙です。また、火気の使用は禁止します。
*テレイン内には一般の公園来場者もおられます。一般の方にとって迷惑になる行為は慎んでください。
*ゴミは必ず 出した人が持ち帰ってください。
*主催者ではスポーツ傷害保険を契約しましたが、念のため健康保険証をお持ちください。
問合せ先
*前日まで、および大会終了後
阪本 博(さかもと ひろし)
E-Mail(推奨):
hsakamoto@kyp.biglobe.ne.jp
TEL:075-961-5078(19:00〜22:00)
*大会当日
090-3677-2580(阪本携帯)
★WTOC2006派遣日本代表選手選出方法(選出基準) 日本トレイルO委員会
1、選手権クラス(WTOC)=最大3名
1)第2回全日本トレイル・オリエンテーリング選手権大会のEクラス(選手権クラス)において 第1位の成績を収めたものにWTOC2006の出場権を与える。
2)他の2名の選出方法については、後日JOAホーム・ページ上に公表する。
2、パラリンピック・クラス(WPOC)=最大3名
パラリンピック・クラス日本代表選手についても同様とする
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