多摩OL滝山城址練習会 コース講評
多田です。練習会お疲れさまでした。
コースについては、天気を考慮すると「ほとんどの人が1本で終わらせるだろう」と思い、あえて長めのコースにしてみました。
極力遊びのレッグが無いように組んだつもりでしたが、いかんせん練りが不充分だったため、走るだけのレッグが何個か出来てしまったのが残念でした。
<ロング>
△→1
まずは軽くウォーミングアップ。でも1段登るトラップあり。
1→2
尾根上を走る→オープンを左に見、下り→鞍部から直進気味に下るとフラッグが見えます。
2→3
コンタリングの直進が課題です。コントロール周辺の地形を見て、それ以外の情報は除外し、歩測で真っ直ぐ!
今回の場合は、同じ高さを維持するイメージで真っ直ぐ行くだけでも良いです。
3→4
メインレッグその1。ヤブを回避するか、真っ直ぐ行くか。
が、真っ直ぐ行くのは難しい。「コンパスは、行きたくない方向を指す。」(某コーチ談)
右より(南より)に直進し、傾斜変換点を捕まえて行くのがベストルートだと思います。左に流れると訳が分からなくなります。注意。
青:1本目(2'32)
赤:2本目(2'30)
4→5
メインレッグその2。真っ直ぐ行くか、戻ってコンタリング気味に進むか。
2回走ってルート毎のタイムを比べたのですが、ほとんどタイム差はありませんでした。迷う人、ミスする人が一番遅いってかんじです。
台地上の尾根に登った後は、南西方向に走ればいずれ尾根へ。
青:1本目(3'23)
赤:2本目(3'24)
5→6
ラインの乗り換え。ベストルートはコンタリング気味に脱出→堀を走り、堀の曲がりから登るルート。
等高線を読むのが難しいです。ここは。尾根上に登ったとき、どっちに沢があり、フラッグがあるかをきちんとイメージして置くことが重要です。
青:1本目(1'28)
赤:2本目(1'59)
6→7
つなぎのレッグ。ラインの乗り換えと「ラインが見えるか」が課題でした。堀の中を通るのがベストルートです。
7→8
実は課題のレッグ。さっさと太い道に戻るか、細い道をつないで行くか。迷わず行ければ、タイム差はほとんどありません。
が、走りやすさ、先読みのしやすさを考えると、早いタイミングで2番の道に出るのがベストかと思います。
青:1本目(2'26)
赤:2本目(2'29)
8→9
これもルートチョイス。ベストルートは右回り(小径をつなぐ)。
左回りの場合は、16番を通った後、9番の北の台地上に登るのがベストだと思います。
(9のすぐ北は急斜面なので、コンタリングすると走れない分、遅い)
あと、右回りの場合、道の乗り換えでミスしないように。クランク状の曲がりがはっきり分かるので、その後に「そろそろ分岐」という注意をしておけば、問題なく乗り換えが出来ます。
青:1本目(2'25)
赤:2本目(2'28)
9→10
これもルートチョイスが課題。真っ直ぐ東に出て、5番の道を通るか、尾根状を引っ張って南東へ行き、4番の道のどっちかで上に登るか。
悩まず自分のルートに自信を持って行くと、それがベストルートです。
10→11
これもルートチョイス(下から登り返すか、尾根上を走り続けるか)で組んだつもりですが、明らかに下から行く方が簡単です。その分下回りの方が速いでしょう。
11→12
直進。気持ちよーく走ってください。
ちなみに地形のイメージをしっかり出来ていれば、コンパス無しでも行けます。
12→13
細かなラインの乗り換え+最後は直進です。
どこから登るか。ベストルートは自分でも分かりません。
13→14
脱出が課題。急斜面を斜めに「走りながら」登るのが一番速いかと。
それが無理なら、真北に脱出(水系の沢を切って)して道に乗るのがベストだと思います。東に登ると遠回りな分ロスがあります。
14→15
これもルートチョイス。どっちの道を下るか?あとは正しい沢に入れるかどうかと、地形をしっかり読んでがんばって登れるかが課題です。
15→16
より早く進むのであれば、9の西の小径を北上→曲がりから直進気味に進むのがベストルートだと思います。無理をせず道を回り込んでも充分早いです。
真っ直ぐ東に降りて、道を激走するのも悪くないかも知れません。
16→ゴール
道の乗り換えでミスしないように。
<ショート>
△→1
ほぼ真っ直ぐ→堀→最後はコンタリングで行くのがベストかと。
1→2
ミス無く行けるのであれば、真っ直ぐ行って登り返すのが若干速いかと思います。
2→3
ロングの3→4の逆回しですが、こっちの方が難易度が高いかも。
地形を見ていくのであれば、左より→急斜面に当たる→右寄りに下っていくのが良いかも。
3→4
直進。
4→5
最後のアタックで地形をしっかりイメージしておかないと、ミスします。
5→6
つなぎ。ひたすら走る。
6→7
どっち回りか?左(東)回りの方が気持ち速いと思います。
7→8
走るだけ。
8→9
どっちの道を下るか?ロングの終盤と同じ課題。
9→10
尾根上を走り、ピークを越えていく。地形のイメージをしっかり出来ていれば簡単です。
10→ゴール
ラインの乗り換え。油断すると変なところに行ってしまいます。
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