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競技説明
トレイルOでは地図(↓一部)とコンパス(磁石)を用います。地図はスタートの時に係員から受け取ります。
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地図には直線で結ばれた△、◎、○の印、更に○の脇には数字が赤色で印刷されています。
△はスタート、◎はゴール、○は課題のある場所(「コントロール」と言います)を表しています。
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コントロールは、順番通りに行かなければなりません。
またこのとき、競技者は道しか通ってはいけません。
…さて、たとえばここで13番コントロールに来たとします。
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13番コントロールはこのような様子です。
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ここで地図をもう一度見てみます。このようなものが印刷されています。
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これを「コントロール位置説明」と呼びます。さてそこで問題です。
「この位置を示している白とオレンジ色のフラッグは3つの内どれでしょう?」
というのが、トレイルOにおいて競技者に与えられる課題です。
このコントロール位置説明は記号で表わされていますが、これを日本語にしますと、「岩、高さ2.5メートル、北側」となります。
1番左の「13」という数字はコントロール番号、すなわち地図に書かれている数字です。
その次の「A−C」は「左からABCと3個の印(「フラッグ」と言います)がある」ということを示しています。
▲は「岩」を、数字は高さを表し、一番右は、小さな点「・」が円の上にあるので、これで「北側」を表しているのです。
この位置説明は、初心者の方には最初から日本語で書かれているか、記号の説明の一覧表をお渡しするので心配は要りません。
さてこの13番コントロールの解答は,「C」となります。
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写真中の○で囲まれた桃色の立て札は「ディシジョン・ポイント」(「DP」と略します)と言います。
競技者はまずここから各フラッグを見て、左から順にABCとフラッグを確認する必要があります。
(英語の文章を読む時と同じと考えれば、右からか左からか迷う事は無いでしょう)
なお正しいフラッグを考える際、道から外れなければどこからフラッグを見ても構いません。
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DPからだけでなく、様々な方向からコントロールを見る事で正しいフラッグを見つけやすくなります。
これと同様の作業を各コントロールで行い、その正解数を競うのがトレイルOです。
なお競技に要した時間は成績には関係ありません。
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