2010年度第5回幹事会

2011年3月13日に第5回幹事会を行いました。

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幹事会議事録

5回幹事会議事録
文責 日本学連広報部長 市脇翔平
概要
2011年3月13日日曜日 18:45-22:30
於 恵那峡グランドホテル

1.自己紹介
幹事
幹事長:齋藤
副幹事長:佐藤
事業部長:三森第
広報部長:市脇
会計:井戸
事務局長:石輪
※普及部長西谷は欠席

地区学連幹事長
北東:田村 北信越:小山 関東:宮崎 東海:鵜瀬 関西:山下

その他役員
Web管理:南家 会計監査:平方

来年度幹事・地区学連幹事長・役員(重複を除く)
普及部:小島 
会計:小柳
北東:平野 北信越:石坂 関東:池田 東海:大村 関西:寺田
会計監査:澤田

理事
TCG:山口(途中退出) 副会長:山川

春インカレ2011実行委員長
西村(途中退出)

2.来年度春インカレ実行委員会の形態について

日程について
西村:3月2週では、新歓準備に集中できないのでは?
足柄インカレ2008のときに実施したアンケートによると、3月1週は試験、3週は卒業式
→今回改めてアンケートを行った、明日の総会でヒアリング

会計体制について
現行
春インカレは実行委員会の単独会計→利益は日本学連に返上
   (日本学連から実行委員会に150万円の貸付金、終了後150万+利益or150万-赤字を日本学連に返す方式)

問題点
経費削減・利潤追求を考えない→参加費(2日間で9000円)が下がらない

提案
参加費を下げる代わりに利益の一部を実行委員会に還元するようにできないか。

山口:
補足だが、現行制度では赤字が出た場合は学連から補填されるという側面もある

西村:
赤字が出た場合はどうするかも議論したい。
ただ、二日間で500人から9000円とって利益が出ないわけがないと考えている。

齋藤:
秋インカレの会計体制に近い形。

西村:
JOAの例を出すと、公認大会を開く場合主催団体が5万円の公認料を払わなけれ
ばならないので公認大会が十分に増えないという現状に対し、逆に補助金が貰える
制度を検討中。それに対してインカレは赤字補填しかメリットがない。

齋藤:
考えられる問題点としては、経費削減することで運営のクオリティが下がらないか、
ということだが…

西村:
過度な経費削減はしない。そもそも、インカレを運営する人はお金がどうこうでは
ないと思う、というのが私の認識。

齋藤:
仮に来年度この方式でやることになっても、再来年度はどうなるかわからない。

山口:
運営形態については、秋インカレは比較的単純で、春インカレは複雑。よって春イ
ンカレでは赤字補填形式を採用している。西村の提案はかなりチャレンジングに思う。

三森:
こういう組織はどんどん新しいものを取り入れていかないと衰退する。是非前向き
に検討したい。

鵜瀬:
過去に春インカレが赤字になった例はないのか?

井戸:
数える程度。

齋藤:
昨年度は30数万の黒字。

齋藤:
学連としては春インカレで黒字を出して欲しいというわけではない。

田村:
黒字は何に使っているのか?

齋藤:
特に使っていない。

宮崎:
学連会計は加盟員減少でギリギリのラインだと思う。この体制は会計的に圧迫され
ないのか?

井戸:
今まではインカレの利益をもらったとしても赤字だった。加盟金値上げで是正した。今のところ黒字。今のところは大丈夫ではないか。

西村:
運営者に配分される権利があるのは黒字のときだけ。しかも一部。学連としては、たとえば30万の黒字が15万になるということ。響くことはそんなにないのでは。
日本学連の予算案にも春インカレの事業収入は10万と書いてある。

佐藤:
おおまかな予算案は組んでいると思うが、参加費はどれくらい下がるのか?

西村:
組んではいるが、やってみないとわからない面はある。1人8000円でも黒は出せるのではと考えている。

齋藤:
補足だが、エリートは登録料で参加費が実質1500円(ミドル・リレー各1500円ずつ)増しになっている。

西村:
「日本学生オリエンテーリング選手権大会実施規則」第3章第32条には、「インカレ運営に関する経費は、主催者が支出する。主催者は、参加者から参加費を徴収することができる。」とある。つまり、参加費は日本学連が集めることができて、経費も日本学連が払う。というのが規則。「経費」に関しては、規約の解釈しだい。規約を改正することなく、提案している会計制度の導入は可能と考えている。
たとえば、黒字が出た分の一部を打ち上げ代や運営者パーカー代等に充てて「経費」とすることができる。

齋藤:
ちなみに、エリート参加費はそのまま?

西村:
今考えている限りでは。

齋藤:
他に意見がなければ、だいたいの方針を今日決めてしまいたい。

佐藤:
規約の改正が必要であれば、次々回総会まで待つことになる。
個人的には、先程の西村氏の規約の解釈は微妙ではないか。

市脇:
日光インカレ2009から、マイカードの使用を認める代わりにマイカードでない参加者に対しては参加費が9000円→9500円の実質値上げが行われたことは知っていたか?

西村:
よく知らなかった。当時の運営体制を知らないのでコメントしにくい。

市脇:
インカレ参加者も今回に限っては増えたし、当時と状況は違うのでこちらからも何とも言いにくい。

佐藤:
次期会計・会計監査の負担は大きくなると思う。

井戸:
実は、会計報告については、日光の時も仮まだ決定のものしかもらっていない。
もらっている年ともらってない年がある。

佐藤:
新制度の場合は会計報告をしっかりして欲しい。

西村:
もちろん。

齋藤:
会計側も催促していかないといけない。

→以上を勘案し、新制度導入を前向きに検討する方向。次回幹事会で具体案を。

西村:
理事の方とも今後話し合うので案は修正されるかもしれない。

春インカレの情報出し
テレイン:希望が丘
西側(スポーツゾーン)以外クローズ。

西村:
インカレについて要望などあれば。
三森:リレー1走だけのトイレが欲しい。
齋藤:選手権Bも新人特別表彰が欲しい。
市脇:リレー一般クラスのスタート位置が地区学連で決められていて、関西はいつも後ろ
で不公平感がある、との声があった。

3.練習会申請の電子化
宮崎:
保管については?今までは紙媒体で、日付印などがあるので公的に出せる面があった。
→証明書つきpdfで代替

日本学連管理テレインでの届け出方式について具体的に書いた方がいい
→次々回総会までに修正

保管期間・方法
→関東に合わせる形で3年。日本学連が印刷して判子。

平方:
開催日の一週間前に提出だと、未定のことが多く、提出が難しい。

石輪:
旧規約が1ヶ月前だったことを考慮してのこと。ある程度未確定のことがあってもしょうがない。テレイン候補が二つあるなら二つとも書いて出してほしい。

齋藤:
申請したという事実が重要。

三森:
習慣化がしっかりすれば大丈夫。

4.今後のインカレにおける、中九四学連枠の扱いについて

背景:
中九四学連の加盟員はゼロ。現行制度では、加盟員がゼロでも枠が与えられることになっている。中九四学連からのエントリーが無いことがエントリー締切後に確認されてから、
その空いた枠を他学連に再配分するかどうかが、実行委員会・技術委員会を交えて議論される。これは運営上の大きな負担になっていて、好ましくない状態である。

技術委員会が改正案を提出
→改正案について、技術委員会による解説を希望。明日の総会では軽く可能性を示す程度。次回臨時総会(予定)で可決か。

5.インカレ運営中における事故に対する補償について
(今後のガイドラインの作成)

※経緯は2010年度第2回幹事会議事録「12.昨年度春インカレ運営中の運営者事故の補償の件」参照

前回結論:
春インカレ黒字半分の15万を補てん

実行委員に打診→経費の半分の20万円が妥当では?との返答

→これの承認と、今後ガイドラインを作りたい

齋藤:
今後のガイドラインとしては、自家用車を禁止にしたり、自家用車を使う場合は自損対応の保険に入ってもらったり、などが考えられる。

宮崎:
車は保険でいいが、他の重大な支出については?たとえば、大怪我や、渉外問題での賠償請求などは?

佐藤:
ガイドラインを作らず、臨機応変でもいいのでは。

山川:
規約ではないが一応、効力はないが、JOAに倣い、損害賠償責任の項目はある。

市脇:
今回は少なくとも車の保険に入ってもらうことだけガイドライン化したらどうか。

西村:
同意。保険に入ってない車を出すくらいならレンタカーを借りたい。

齋藤:
車の保険に関しては作りたい。次回幹事会で。

山口:
「こんなガイドラインだったら運営したくない」という内容のガイドラインにはしないよう気をつけてほしい。全部レンタカーにしたら経費が成り立たない気もする。

齋藤:
今回の20万補てんについては?

佐藤:
別にいいのでは。半分で、妥当に思う。

山下:
今年度から学連加盟費を上げたことに対しては、反発が強かった。
一人1000円上がったので、20万は200人分の加盟費上昇分。不信感を覚える。

佐藤:
運営してもらっている立場。事故を起こした人は学生のために尽くしてくれた人。お金は要らないという意志もある。謝礼的な意味で出してもいいのではないか。
宮崎:
利益で出た分の30万を基準として考えるのが筋。
本来、営利目的ではないので、この30万は日本学連に返すべき(参加費として徴収しすぎた分を、のちに学生に還元するため)。
しかし、ただ参加費を徴収しすぎというわけではなく、インカレ実行委員会の方が経費を節約して頂いて出た余裕もあるという事実。

三森:
前回の議論でも長い時間をかけて15万という結論に至った。今回の短い議論の中でそれを変えるのは良くないように感じる。もう一度15万でお願いするようにしてはどうか。

→もう一度15万で打診する方向

齋藤:
今回は黒字額を基準に考えたが、もし赤字だった場合に、赤字だからといって補償費を学連の会計から拠出しない、ということは全く意味していない。
時間や議題の性質上、将来的なガイドラインに関しては来年度に持ち越す。

6:ジェネシスマッピング社との契約の行方に関して

背景:
日本学連とジェネシス社の契約が今年で更新。1月で社長を上田氏から山川氏に変更。

齋藤:
お互いにとって将来性のある契約にしたい。

山川氏からの提案1:
日本学連事務局をジェネシス社が間借りしたい。
現行は山川氏のマンションの9万円相当の家賃を月額6万円学連が払い事務局として使用。3万円分を(実際に払ってるわけではないが)山川氏が個人的に使っている。ジェネシス社として、所在地が必要。ジェネシス社が入ることで家賃を5万5千と3万5千にしたらどうかという提案(実際の査定は難しいところではあるが)。学連のデメリットをあげるとすれば、荷物が増えること。

齋藤:
とりあえず本社移転をOKし、金額に関してはもう少し練りたい。

山口:
担当理事ともう少し詰めたい。

西村:
上田氏から説明が無いと釈然としないのだが。

宮崎:
学連としては、事務局は荷物置き場があれば済む。マンションでなく倉庫でも良い。家賃を払うことによって山川氏を救済しているという面もある。

山川:
家賃の契約関係なので、年度内の今日で決めていただきたい。

齋藤:
当面は山川案を採用しそのままで今後話し合って改正していけばいいのでは。
個人的には山川氏と学連が直接接する機会が増えることもメリットに思う。

宮崎:
今回は急なのでしょうがないが、家賃についてはしっかり査定したい。

山川氏からの提案2:地図「日光和泉」の版権について
日光和泉だけジェネシスマッピングが管理。地図の発注が手間になっている。ジェネシス社に借金の返済でまとまったお金が必要。版権を売れば(120万円)都合がいいという背景

齋藤:
どんな風に手間か。

石輪:
事務局は毎回メールを転送するだけ。毎回山川氏は使用者に説明したり、振込先が違ったりで手間。

齋藤:
学連としては前向きに検討したい。

山川:
ジェネシスとしても地図を持っていてはいけないと思う。

→権利購入の方針

佐藤:
加盟員には120万の話はしていない。明日の総会で決めるのは無理ではないか?

山川:
デッドラインは6月。

齋藤:
臨時総会も想定に入れる。

山川氏からの提案3:地図会計を日本学連の本会計から別離し、特別会計・基金形式の会計形態をとる

背景:
地図は財産。複年度。インカレ実行委員会の単年度会計で動くのは非合理。

宮崎:
この制度も山川氏頼りになってしまうのではないか。
※山川氏からの提案については改めて資料を作成していただく予定

7.JOAとの連絡協議会の設立に関して
(資料参照)
来年度は副幹事長の宮崎・事務局長の石輪中心

8.2011年度予算の承認
(資料参照)
→議案6を反映し、家賃を修正した上で承認

9.2010年度中間決算の報告
(資料参照)
「2010ICM広告代19000円」とはホテルファミテックの広告代。宿泊者一人に対してホテルファミテックから100円のフィードバックがあったことに対しての謝礼。

10.再来年度のインカレロングについて
長崎の全日本リレーとのコラボの話を持ちかけられている。

田村:
一般クラスだったら地理的・金銭的に参加は厳しいか。
運営役員は確保できているのか?

山川:
全日本リレーもまだ足りていない。

宮崎:
1年生の参加を考えると厳しい。

山川:
全日本トレイルをやることは決まっている。ミドルの公認大会もコラボを計画中。
日程は11月23日を含む三連休。

小柳:
3日目がインカレ?翌日学校あったら遠方からの参加は厳しい。
実際今年の奈良インカレも自分の大学(実践女子)の1年の参加は少なかった。

11.理事会報告
2010年度インカレミドルのシード選手・裁定委員を承認
2011年度インカレロング・ミドルの実行委員会を承認

齋藤:ミドルのシード選手は優勝を見込める選手とあるが、疑問も残る。

12.テレインコントロールワーキンググループ(TCG)報告
(資料参照)

2011年度ロングについて

田村:
日程(11/5土全日本リレー・日曜インカレロング)はこの順序だと、全日本リレーを流して走ってしまう学生が多いのではないか。逆の方が、今年のインカレ再競技→山リハの例もあるし、いいのではないか。ただそうなるとモデルイベントが平日の4日だけになってしまうのがネック。
山口:
木村に伝えるが、メリットデメリットはある。

田村:
事業部長として、木村氏と直接話したり、加盟員にアンケートを取りたい。

齋藤:
ロングはお願いして開いている。あまりこちらの要望ばかりにならないよう、立場はわきまえなければならない。

井戸:
土曜日は女子大(私立)のほとんどが行けない。

山口:
再競技と山リハの参加人数比は?

宮崎:
併設クラスなどが比較できず、参考程度でしかないが、リレーの方が多かった。

齋藤:
厳しいことを言うが、全日本リレーは参加費が高すぎて一部の学生以外は魅力的でない

平方:
ロング土曜全日本リレーで学生のほうが全日本リレーで有利になるのでは?

山口:
そこは逆に、社会人のインカレ併設参加なども見込める。言い出したらきりがない。

山川:
今回の日程を学生の意見を聞かずに決めたのは確か。

13.各部局活動報告
(資料参照)
三森:
来年度について

普及部、事業部について
普及部、事業部はイベントを通して加盟校へ加盟金を還元する役割を果たしている。年度始めに何をやりたいのか明確にしたほうがいい。

幹事会について
幹事会の時間が長すぎる。事前にMLで議題を流し、意見を集める、考えるなどしてもらうことで円滑で充実した議論ができるのではないか。検討していただきたい。

14.地区学連活動報告
(資料参照)

15.次回幹事会の案内
6月4日土曜日(東大OLK大会前日)を予定