2012年度第2回幹事会

2012年10月6日に2012年度第2回幹事会を行いました。

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議事録

文責:金 和也(広報)
日付:平成24年10月6日(土)
場所:ロイヤルホテルうお八(愛知県豊田市)

○参加者(以下、敬称略)
幹事長  寺田
副幹事長  池田
会計  小柳
広報部長  金
渉外部長  平野
事務局長  林
事業部長  田村
北東学連幹事長  高橋
北信越学連幹事長 佐々木
関東学連幹事長 山本
東海学連幹事長 新谷
関西学連幹事長 堀
副会長  山川(途中参加)
技術委員長  大西
理事     小林
JOA理事  藤井
ICM2012実行委員長 太田
ICM2012競技責任者 小見山(途中退席)

○議事録(括弧内は議論開始時刻)
1.自己紹介(17:05~)
2.JOAとの協力関係について(17:13~)
JOA理事の藤井氏が幹事会に参加し、JOAと学連の関係強化に関して、提案がなされた。提案の概要は以下。詳細は別紙1「学連とJOAの関係強化について」参照。また、提案にあがった研修会についてなどは、連絡協議会を通じて話し合っていく。

<JOA理事 藤井氏より>
I新入生指導,強化に関して
・JOAの定めるインストラクターの資格を学生が取得することを勧める。
・JOAによるオリエンテーリング教本の作成を行った。
   小泉 成行 著『オリエンテーリング指導教本 初心者導入編』
   吉田 勉 著『オリエンテーリング指導教本 初心者~中級者編』
 (JOAのウェブサイト上で10月12日から無料公開されている。)
・JOA主催で学生対象の研修会の実施を予定。(JOA理事の村越氏による提案)
 内容(案)
 ①新歓に向けてのオリエンテーリングやクラブの魅力の再認識(ワークショップ)
 ②初心者指導法
 ③合宿・練習会運営法
 以上のように、学生に技術や指導法を教えることで、新入生から中級ぐらいまでの学生の指導をJOAとしてサポートしたい。

Ⅱ組織と組織の関係について。
 JOAの「活性化と財務再建に関する特別会議第一回会合」で委員などから出たコメントの抜粋。
 ※委員からでたコメントであり、JOAの方針というわけではない。
 ・学連のJOA加盟を促進し、様々な側面でお互いのリソースを有効活用する。
 ・JOC(オリンピック委員会)加盟には一つの団体にする必要があるので、学連との一体化は必須
 ・関西では学連と社会人クラブが協力関係。神奈川でもインカレを受け入れている。また関東パークOツアーでの協力関係を構築しており、タネはある。(地域レベルでは  ある程度連携がある。)
 ・(JOA内で)強化との普及勧誘に関する講習会の実施を計画している。
 ・学連加盟費は3500円であり、JOAの登録料とのバランスをとることが必要

3.インカレ実行委員会から(17:25~)
2012年度インカレミドル・リレーの実行委員会から、リレー一般併設クラスにおける地図置き場の廃止と選手権リレーの2走短縮に関する提案がなされた。リレー一般併設クラスにおける地図置き場の廃止に関しては、反対意見はなく了承された。選手権リレーの2走短縮に関しては、議論がなされ、各大学にアンケートを取って、それを参考に実行委員会で判断することとなった。

<案件1 リレー一般併設クラスにおける地図置き場の廃止について>
○実行委員会からの提案内容
本年度のインカレリレーでは、一般併設クラスの地図置き場を設営できる広いスペースの確保が難しいため、一般併設クラスの地図置き場を廃止して、封筒に地図を入れて事前に配布する方式をとりたい。選手権クラスでは従来通り地図置き場を設置する。具体的な配布方法は以下のように考えている。
①チーム毎に3枚セットとして1つの封筒に入れる
②封筒に大学とチームNOを記し、大学毎に分ける
③リレーの日の朝オフィシャルに取りに来てもらう
④配布後30分の間で封筒のチームNOと中の地図のチームNO及び三人分の地図があるかどうか確認し、間違い無い事を確認してもらう。
※配布後は各大学の責任で地図を管理する。

小見山:選手権の地図置き場ならそれほどスペースを取らないが、併設の地図置き場を作るのはスペースの関係で出来ない。申し訳ないが、これに関しては学生に了承して欲しい。選手権の部に関しては地図置き場を設けることが規約で定められているが、併設に関しては規約がないので問題ない。
大田 :配布方法は現段階ではまだ案なので、最終的な方法は要項でお知らせする。

<案件2 選手権リレーの2走短縮の是非について>
○実行委員会からの提案内容
過去3年間、選手権リレーでは2走のウイニングが1・3走に比べて短い形式で開催され完走率の向上など一定の効果が得られているが、同時に運営上の問題も発生している。この方式の是非についてもう一度現役学生で話し合って欲しい。

2走短縮制度のメリット
 ・完走率の向上
2走短縮制度の問題点
 ・地図のパターン数が増える
   地図のパターン数は2走短縮制度では最大27パターンとなる。3人が同一の距離を走る場合のパターンに比べて非常に多くなっている。これにより地図のチェックが非常に複雑になり、運営のミスが発生しやすくなるという問題がある。
 ・2走独自のレッグではファシタが作れない
   インカレ実施規則 9条14.8
    「リレーではコントロールは分割され、チームごとに別々に組み合わされる。全チームが順番は異なっても、全体としては同一のコースを回る。(以下略)」
   この規約がある関係で、2走短縮形のリレーコースは大きな制約を受ける。2走コース独自部分ではファシタを作ることができず、全チームの2走が同じレッグを走る区間が生じてしまう。岐阜インカレではME2走は3レッグ連続でファシタのないコースであり、滋賀インカレのME2走に至っては、9レッグ連続ファシタなしとなっている。インカレリレーにおいてこのように連続してファシタのないコースで十分な競技性が確保できるのかという問題がある、同様に1・3走独自の区間でもパターンは2つか用意することができない。

   完走率を保ちつつこれらの問題を解決する案として、3人同一のコースとした上で1人あたりのウイニングを短くするという方法もある。例えば昨年のリレーWEクラスの場合、1・3走ウイニングが45分、2走が35分だったが、これを1~3走まで全て40分のウイニングに設定するという手法である。従来の方法以外にも様々なやり方があると思うので、現役生には活発な議論をお願いしたい。

小見山:3年前から選手権リレーでは、2走短縮でリレーが行なわれている。去年、学生に行ったアンケートでは、学生の8割程度が2走短縮制度に賛成している。(インカレミドル報告書参照)しかし、この制度には問題がある。問題の1点目としては、地図のパターン数が増えることがある。
2走を短縮しなければ、9パターンで済むが、2走を短縮すると最大27パターンになる。実際は、大学数に合わせて17前後のパターンで運営しているが、以前に比べて地図のパターン数が増えている。これに関しては、運営の手間が増えるだけで、運営者でしっかりとチェックすればいいとも言えるが、昨年の男子選手権リレーで地図のパターン分けに問題が生じたのには、この影響もあった。運営としてはリスクのある形をとりたくない。
もう一つの問題点は、2走独自のレッグではファシタを作れないことがある。1,3走と異なる2走だけの部分はパターン分けができない。そのため、岐阜インカレではME2走は3レッグ連続でファシタのないコースがある。さらに、滋賀インカレでは9レッグ連続でファシタの無いコースとなっていた。こんなにファシタがないのは競技的に問題である。滋賀インカレの競責もやりたくはなかったと思うが、2走独自の区間を長くしないと難しいテレインだったので、難しいエリアに入れずに、リレーとしてのスピード感を保ったコースにしつつ、ウイニングを35分でまとめるという制約のもとでは、1走・3走と共通の区間を幅広く使うことができなかったのだと思う。岐阜や日光のようなテレイン全域で自由に回せるテレインなら、2走の独自区間をできるだけ少なくすることができるが、去年の滋賀のような制約の強いテレインでは、コースの面白さを確保するためには、2走独自の区間を長くせざるを得ない。具体的なことは言えないが、2012年度のインカレでも滋賀インカレと同様な問題が発生するのではいかと思う。競技責任者としては、公正なファシタがあり、これぞリレーだという面白いコースを提供したい。しかし、2走短縮のままでは、どちらかを守ろうと思うと、どちらかを捨てざるを得ない。私達としては、1走から3走まですべて同じ距離にして、ファシタの問題を解決し、一人ひとりの同じウイニングで面白いコースを組めば皆さんに満足してもらえると考えている。しかし、前の制度に戻すと完走率が低下してしまう恐れがある。特に女子の方が厳しい。これに対して、1~3走の距離を統一し、全体のウイニングも短くするという方法もある。
インカレの規約では、実行委員会が自由に2走を短縮しないことを決定してもよいが、アンケート結果では2走短縮が学生に支持されているので、学生の意見も聞きたいと思い、提案した。
寺田 :運営のミスが発生するのは、地図の作成がギリギリになったことが原因であって、9パターンに戻してもミスを防げるか分からないのでは。
大西 :山川氏が1人で引き受けている印刷の仕方にも問題がある。
小見山:運営の方式や山川さんとの仕事の進め方も考えていかなければならない。
太田 :実行委員会としてもその点は理解しており、山川さんと交渉する。
寺田 :2走短縮をするか否かについては、賛成・反対の両意見があるので、学生全体にもう一度アンケートを取る必要があるのではないか。
池田 :アンケートを取ってから決定しても大丈夫か。
小見山:今月中にアンケートの結果がわかれば、まだまだ修正は可能。
高橋 :完走率の問題は女子でだけ起きているのならば、女子だけ2走短縮にして、男子は全て同じ距離にしては。
小見山;女子の2走ではファシタが無いようなレッグが続いても許容する?
高橋 :滋賀インカレで9レッグ連続ファシタ無しというのは男子リレーで、女子リレーでは少ないですよね?
小見山:女子では連続するのは4レッグぐらい。
高橋 :男子だったら、完走率は女子より高いのだから、1~3走とも同じパターンでもいいが、女子では完走率の問題が発生するのなら、女子だけは2走を短くするままの方がいいのでは。
太田 ;男女別々の方法でやるのは不可能ではない。
寺田 ;難易度を調整して、完走率をあげることはできない?
小見山:できないことはないが、簡単にしすぎてもいいのかという問題もある。
大西 :去年の滋賀インカレではスピードが出しにくいテレインなので差が開きにくかった。過去に全然ファシタの無いようなインカレリレーもあったが、テレインによっては差が開きやすいということもある。
小柳 :女子は短いほうがいい。3人集めるのが難しい大学も多いが、1年生を含めれば、3人揃うというような状況で2走が短いならば出しやすい。女子では中盤辺りからレベルがばらついているので、共通レッグが多くても差は開くと思う。
小見山:女子のウイニングを全て短くするのはどう思う?
小柳 :全て同じウイニングだと3人揃っていないと出しにくいと思う大学もあると思う。みんな、同じウイニングだと渋ってしまう人がでると思う。
小見山:実力の低い人だと、他の人と距離が同じだと参加に対する心理的障壁が高くなる?
小柳 :そういうこともあると思う。
高橋 :やっぱり、女子の競技人口が少ないことを考えると2走は短いままでいいと思う。男子は、パターン分けをして面白くしたいというのも同感なので男子は取り入れていいかなと思う。
田村 :去年の滋賀インカレの結果を見ると、男子は全て同じウイニングでもいいのではないかと思う。
高橋 :男女とも短くするか、女子だけ短くするか、両方とも同じ距離にするかの3パターンでアンケートを取っては。
小見山:この場の雰囲気としては、ファシタのことはあまり気にしない人が多い?
高橋 :競技中はパターン分けが少なくても感じにくい。
池田 :走っているときは気にならない。どこかでは振ってあるだろうと思って走る。
寺田 :アンケートを取って2走が短いほうがいいという意見が出たらどうする?
小見山:アンケートを考慮するが、最終的な決定権は実行委員会にある。我々としては同じ距離にしたい。
小林 :たとえば、女子のトップと他の多数の差が開いているのが問題なら、女子1人だけ長くするという発想もあるのでは。実行委員会も他の案を考えみては。
小見山:とりあえずアンケートは取ってもらう。実行委員としての案を示した上で、それに対して意見を募集するというのはいいかもしれない。
池田 :アンケートは実行委員会に作成してもらえる?
太田 :至急、考えてみます。
平野 :男子のリレーに対しては男子の意見、女子のリレーに関しては女子の意見を求める?
太田 :そうする。至急アンケートを作るので、できれば10月中に返信をもらいたい。

(18:07 小見山、退席)

4.賛助会員規約について(18:09~)
賛助会員規約の改正案について再度見直しを行った。改正案に関して、以下の下線部分を追加・打ち消し線部分を削除することとした。

○改正案
(加盟員及び評議員・賛助会員の参加)
第7条
事業主催者は、参加する加盟員及び評議員・賛助会員に対し、何らかの便宜を図ることが望ましい。

賛助会員に対する便宜とは、具体的には賛助会員の大会参加に対する参加費の割引等を指す。
ただし、参加費の割引を行う場合、割引額は大会参加費の2割~3割程度とする。

なお、加盟校が主催をし、本連盟が後援をする大会で参加者に対して、
割引を行った場合、 上記のような便宜を図った場合、
大会に参加をした賛助会員1名あたり1000円を大会主催団体に支給を行う。
また、大会当日に賛助会員窓口を設置した場合、新たな賛助会員が1名増える毎に同様の支給を行う。
この支給金は大学の新歓活動等の普及活動に有意義につかうこととする。

5.早大OC大会の後援申請について(18:25~)
11月18日に開催予定の早大OC大会の後援申請に関して、賛成12人、反対0人で承認した。申請書の提出は6ヶ月前まで行うことになっているが、今回の申請書が提出されたのは、10月5日であり、提出が遅れたことに関しては注意を行うことにした。

6.日本旅行との契約書について(18:34~)
日本旅行との契約を継続することは前回の幹事会で決定したが、契約書の内容が実態にあっておらず、見直す必要があるということで、日本旅行との契約書の改正(別紙2「契約書」参照)について池田から説明がなされ、確認を行った。検討している主な変更点については以下。今後も日本旅行の小林氏と確認しながら契約書の修正を行う。

○検討している主な変更点(日本学連オリエンテーリング連盟を甲、株式会社日本旅行を乙としている。)
第1条
・「①甲の主催する大会の出場選手へのゼッケンの提供」を「①甲の主催する大会の出場選手へのゼッケン/ナンバーカードの提供」に変更
・「③甲が海外の大会へ派遣する選手へのユニフォームの提供」を削除、追加的に何かを行なってもらう場合には「④その他甲・乙の協議により定めたもの」として対応する。
・「2前項における協賛金品の総額は年間50万円を越えないものとする」に関しては、妥当な価格として変更を行なわない。
第2条
・「②甲の選手・役員などの海外派遣に伴う交通及び宿泊などの手配」及び「③甲の選手・役員など国内出張関係に伴う交通及び宿泊などの手配」に関して削除。
第3条
・「②甲の主催する大会での乙の社名等が表示された場内横断幕の提示」を削除。
・「乙を指定旅行業者とすることの甲の所属員への周知および告知」に関しては、特別な活動は必要としないが契約書としては明記しておく方針。
第4条
・「乙が甲の活動について取り扱う人員が年間1000名を下回った場合、甲乙協議の上、前1上に定める協賛内容の変更を行う。」に関して、年によって1000人に満たない場合があるので修正が必要。
・「2 前項の定め以外において甲または乙が協賛内容について変更を希望するときは、変更を希望する年度の前年12月末日までに書面にて相手方に通知するものとし、(以下略)」に関して、前年12月末日を遅らせもいいのではないか。
第5条
・「本契約は2013年4月1日から満2年間を有効とし、契約満了の1年前までに甲・乙いずれも次年度以降解約の通知のない場合には、引き続き次年度の以降も契約を継続するものとし、(以下略)」に関して1年前から「6ヶ月前まで」に変更。
・「2 前項により新たに契約書が作成されるまでは、契約期間満了後も引き続き、本契約書を有効とする」を追加。

池田:修正した契約書を日本旅行の小林さんと確認しながら作って、メーリスで回し、来年3月の幹事会・総会で承認することにする。
山本:1000名を下回った場合に契約を解除するのはなぜ?
池田:人数が少ないと日本旅行の利益が減ってしまう。しかし、最近の状況では1000名に満たない場合もあるので、年間1000名の部分を減らせないか小林さんと話してみる。

7.技術委員会報告(18:47~)
○大西より 別紙3「技術委員会活動報告」参照
・9月に学連合宿を行いたかったが、渉外が間に合わない・大学大会が多いなどの理由でできなかった。
申し訳ない。今後は、11月と2月の2回を予定。
・7月にスペインでユニバーが開催。男子6名、女子4名が参加。報告書を製本して、どこかの大会で配る予定。セレに参加する学生が増えるように宣伝していきたい。次回は2年後にチェコで行なわれる。
・インカレのイベントアドバイザー派遣として、インカレロングに関しては西脇正展氏、インカレミドル&リレーには高橋元気氏をイベントアドバイザーに決定した。
・今後の活動予定として、インカレのシード選手として推薦する人を選考中。自薦したいなどの制度の要望があれば言って欲しい。技術委員のリクルート活動も行なっていきたい。

平野:2014年に初めて行なわれるスキーオリエンテーリングのユニバーの選考は技術委員会がやる?
大西:スキーオリエンテーリングのセレを開催するのは困難。補助金を出せないかというお願いなら検討できる。
小林:JOAのスキーオリエンテーリング研究会にお願いしたほうがいいのかということなど、理事会でも検討する。
平野:JOAの競技者登録をしていない選手もいたりするので、そういうのも問題になるかと思う。出場の可能性があるのは、男女5,6人ずつ程度かと思う。
藤井:フットOのユニバー派遣では、日本オリンピック委員会(JOC)に申請をしないと、ユニバー派遣ができないので、申請に関しては、JOAを通しておこなっている。スキーOでも同じような仕組みになると思うが、学連ではスキーOのセレクションを行えないのならば、JOAの行うスキーOの大会に合わせて、セレクションを行うこともできるのでは。JOCへの申請などに関しては、JOAに早めに連絡して欲しい。

8.理事会報告(19:02~)
○小林より
・6月末に理事会を開催。理事会と学生との距離が離れてしまっているので何かやっていきたいという話をしていた。今年から齋藤と小林の若い理事が加わったので、どちらかが幹事会にも参加して、学生と意見交換をしていきたい。
・テレインコントロールワーキング・グループでは、インカレのテレインに関してなどの話をしている。2013年度に関しては、まだ公表できないが、候補は検討している。
・JOAとの関係に関しても、理事会も関わって協力関係を考えていきたい。

9.各部局活動報告(19:05~)
<渉外部>
・6月に矢板のテレイン周辺の矢板市役所、地区長、公民館長などに挨拶に行った。
・電話対応
・ホームページの更新
<会計部>
・加盟金の確認
・2011年度インカレミドル・リレーの会計情報をもらった
<事務局>
・7月に上級生、8月に新入生の加盟登録を行った。
<事業部>
・インカレロングの実行委員から依頼され、インカレロングの申し込みの取りまとめを行なっている。
<広報部>
・ホームページの更新(インカレに関して)
・第一回幹事会議事録の作成
・11月には「いぶき」を発行したい

(山川氏、途中参加)

10.各地区学連活動報告(19:09~)
<北東>
・8/18~21夏合宿
・8/19   ロングセレ
・8/20  北東学連総会
・広報誌「北極星」の発行
<北信越>
・6/3  臨時総会
・7/14,15 交流会、第二回北信越総会
・8/16,17 合同合宿、ロングセレ、第三回北信越総会
<関東>
・6/24  ロングセレ
・7/7   総会
・7/29 幹事会兼新人戦試走
<東海>
・6/17   ロングセレ
・8/25,26 東海学連夏合宿、東海学連幹事会兼総会
・広報誌「コンパス」の発行
<関西>
・6/17  ロングセレ、第二回総会
・7月  近畿OL連絡会
・9/23  第二回定例戦、第三回総会

(19:14~20:52 途中休憩)

11.全日本スプリントについて(20:53~)
11月11日に三重県で行なわれる全日本大会において「学生の部」を行ってもらうことになったこと、来年以降も全日本スプリントに「学生の部」をもうけてもらう方針を確認した。また、スプリント大会では参加者が集まりにくい現状について話がなされた。

12.事務局の家賃について(20:59~) 議事録:山川氏
 【背景説明】
 今年3月のインカレ前に浸水事件発生、床にあった学連のものが水浸しになる事件があった。部屋は大きく痛み、天井が落ちる、床がたわむ、異臭(カビ)が立ち込めるなどの被害。石輪事務局長が、管理組合に報告して対応と調査を依頼。原因究明には2-3ヶ月を要し、3Fのベランダの排水部分にマンションの欠陥があったことが判明、3Fの住民には責任なし、2Fにはオーナー別の人で住んでいる人がいたが、逃げ出して引っ越した。修繕作業は2Fから始まり、1Fである事務局は、住んでいる人がいない(交渉するにも普段住んでいないので、アポとって立ち会ってという段取りをした)こともあって、2F終了後の8月に開始、荷物を一旦全部出す必要があり、石輪の呼びかけの下8/9(木)に実施(山川の実家含めて3箇所に分散して一時保管)修繕費は責任を住民の誰にも問えない原因であったことからマンションの組合の修繕積立金から支出、しかしオーナーの損害・対応費用は修繕積立金では支弁されず、それぞれの地震・家財保険で対応するものだということであった。2Fのオーナーは保険に入っており、 家賃収入が入らないことによる、大きな損害は免れている。1Fのオーナーは保険に入っていなかった(ジェネシスマッピング社と学連がここで同居している時に必要性の議論があったが、当時の経営者が判断を誤ったことになる)本来なら、この保険を使って、オーナーの損害を算定し、そこから店子である学連に応分の家賃支払を免除する必要があるが、このような状況において(保険に入っていなかったのはオーナーの責任でオーナーが損をかぶるべき)、学連の家賃をどうするのかの議論を行った。

【結論】
当初からオーナーが口頭で申し出ていたように(年間家賃71万5千円に対し、ATMで振り込める限度額が50万であることから、2回目の支払の21万5千円を払うのを止めようとした。タイミングが合わずに、2回目の支払も行われた後だったが・・・2回目の支払分である)21万5千円を返却することで合意。
この額で別途石輪氏より報告の通り、荷物運び出しの手伝い学生の費用を支弁、返すときの費用含めても支弁できる以上の額(大型バンや、一時引受先の費用もオーナー負担です)今後は、オーナーがこういう事態も想定して、地震家財保険に入ることで 対策をとる。

【まとめ・将来】=確認したこと
ネット(メール)で事務処理ができるようになって、事務局の存在意義、都心にそれだけの家賃を払うべきかが、数年前から議論されるようになってきた。公的団体として、事務局があるということが大事なんだという説明で済ませてきたが、確かに今の状態でこの負担をしてもらうのは高額すぎるのではないかと思う、というオーナーからの発言。他の公的団体でも「貸し住所」的な事務所で済ませて いる団体もある。(マンションの一室が事務所で、複数=100以上=の事務所を兼ねる、事務員は外注で郵送物の受け取りと連絡を受ける、このような業者が事務局の住所である文京区には多い)学連はこの形式にすることはないが、アイデアはいただき、住所は今のままで、資材などは別の場所に移し、家賃負担を大きく軽減することを考えたい。(26年度以降、25年度は現状維持を確認)

Q:ネットで処理できるのなら、個人宅でもいのでは? 都心でなくても良いのでは?
A:代替わりで、都度住所が変わるのが公的団体ではまずい。固定した住所があることが重要。
都心でなくてもよいが、同居で場所を提供している、YMOE社は色々な事情で文京区の会社である必要がある。今後も同居で便宜を図りたいが、こんな地価の高いところに多くの備品を置いておくことはもったいない。最も数多くインカレを開催している栃木県で、会社の物件を将来に備えて漁っていくので、そこに荷物をおくことを考える。学連の事務所・資材置場としての費用は、現状の71万5千円/年から(加盟員の多い、アナログ処理の頃は120万)、40-50万/年に下げるのが適当だと思う。

12.地図会計について(21:20~) 
地図販売の実績に関する報告・「毘沙門山」の再調査に関する提案が山川氏からなされた。毘沙門山の再調査及び再調査後の利用に関しては、意見がかわされた。毘沙門山は、関東の大学クラブまたは、北東・関東のミドルセレクションで利用することを検討し、調査費用(予定価格120万円)を負担して学連の地図をとすることを総会で了承する方針となった。

<地図販売の実績に関して>
○山川氏より 別紙4「日本学連地図販売地図売上報告24年度前期中間報告」参照
会計事務もYMOE社がやることによって、顧客と密着して良い対応ができており、地図の売上は増えて
いる。日光のテレインのメンテナンスを行ったことも好評。直さないといけない地図は、多くあると思う。日光和泉に関しても、学連の地図にしたからこそ修正して維持していくのも学連の責任だと思う。日光のメンテナンスの費用は既に回収できており、これから入ってくるお金は黒字。メンテナンス作業は十分やる価値がある。矢板もやる価値があるのでは。希望が丘に関しても、多く売れている。来年の7人リレーでも更に上乗せがされる。ますます学連のお金は増えていく見込み。

<地図会計・毘沙門山再調査に関して>
○山川氏より 別紙5「日光4テレイン地図改訂作業実働報告」参照
別紙6「毘沙門山 再調査事業皮算用」参照
地図の会計を別にできないかという話に関して、そろそろ結論を出さないといけない。西村氏を学連に参画させるようなルールも決めないといけない。これに関しては、理事会でも話してもらうように頼んでいるが、なかなか決まらない。とりあえず、「毘沙門山」の再調査を行いたい。1984年に作成した地図だが、会場がないという理由で放置されている。地図会計に関する議論が進まないので、単発で毘沙門山の地図調査を提案する。利用者のターゲットは、山テレインの調査を行えない中堅クラブか北東・関東のミドルセレ。不動の滝(南)と連結すればロングも可能。年間400~600枚の売り上げに加えて、インカレのモデルイベントやセクションでの利用が見込め、5年以内に費用を回収できると考えられる。

高橋:地図会計を学連の会計から別にするという話があるが、なかなか議論が進まないので、毘沙門山の調査をしてしまうが、会計はどうするかという話ですか?
山川:学連に費用を払ってもらうには、総会での決議が必要。
大西:とりあえず、毘沙門山の調査についてどう思うかという意見を出そう。
寺田:学連のお金を余らしておいても仕方がないので、活用できればしてほしい。
高橋:日本学連の財産が増えることはいいと思う。
寺田:日本学連の地図が増えるのはお金の有効的な使い方だと思う。
大西:「毘沙門山」のエリアがどのようなものか示して欲しい。
山川:不動の滝(南)の東側4/5ぐらいのエリア。
大西:本当に120万円で調査できるのか。
山川:120万円は予定価格。自分の体調の問題もあるので、現実的にこれくらいかかったという価格で請求する。他の日光テレインの販売実績を考えると、5年以内に費用は回収できる。
寺田:基本的に毘沙門山の調査には賛成だが、もう少し詳細を出してもらわないと困る。完成の期限は?
山川:今度のインカレミドルの地図が完成したら、大体の形は作る。来年4月頃までに大体出来るようになると思う。地図を使いたいというクラブが出た時に大会ができるような状態にする。
池田:最初の大会を誰が開くか決めておいた方がいいのでは。
山川:今年のうちに決めておくのが理想。
池田:関東の大学で大会を開きたい大学があるかは疑問なので、できれば北東と関東のセレクションに関して今のうち話を通しておいた方がいいのでは。
小林:ロングには使えないのですが?
山川:ロングは不動の滝(南)まで使わないといけない。
池田:地図の完成の期限を設ける意味でも、どの大会で使うか決めておいたほうがいいと思う。
山川:一番現実的なのは、関東・北東合同セレだと思う。
池田:それだったら、来年12月のミドルセレまで完成すればいいのでは。大学クラブ独自で大会を開けなくなったクラブが大会を開くかというと微妙だと思う。
山川:一応聞いてみて。
池田:じゃあ、関東の大学で聞いてはみる。関東学連で一応声をかけてもらって、やりたい大学がなかったら、セレの方に話を向けていくという感じで。
寺田:11月の総会で話しを通す?
小林:年内に大会を開く所を募集するなら、今はまだ買い取りの決定をする必要はないのでは。大会を開くところが見つからないなら、何年後かに買い取り形式でもいいのでは。
大西:学連で地図を持ちたいなら、最初から学連で買ったほうがいいのでは。
寺田:学連で練習会としても使えるテレインが増えるなら最初から持っていてもいいのでは。
池田:総会で費用を支払うことを了承する方向で検討する。
小林:山川さんには、毘沙門山の場所やスケジュールなどの資料を作って欲しい。
山川:総会向けに資料を作る。

13.次回幹事会について(21:59~)
1/19(土) ジュニアチャンピオン大会前日を予定。

(22:00 終了)