日本学生オリエンテ-リング連盟機関誌
いぶき
1998年度 Vol.1



常磐インカレ結果特集
クラシック 3月7日 「プラトーさとみ」
ME 優勝 佐藤 時則 (東北大学4年)
WE 優勝 金子 恵美 (東京女子大学4年)

リレー 3月8日 「里美牧場」
ME 優勝 東北大学
WE 優勝 日本女子大学

去る3月6日~8日にかけて、茨城県高萩市と里美村で第20回インカレが行われました。現地は寒い地域で、雪も残っていましたが、大会当日は天気も良く、選手たちはすばらしい走りを見せてくれました。
クラシックでは男子はシードの佐藤時則選手が、女子は静岡ICSに続いて金子恵美選手が優勝しました。リレーでは男子は東北大学が2年ぶり5度目の優勝、女子は日本女子大学が初優勝を成し遂げました。

今回のインカレ実行委員長の松澤俊行さんから、大会を終えてのご挨拶の言葉を、成績速報とともにいただきました。

常磐インカレ 感想集

今回の常磐インカレの感想を、選手権クラス優勝者(優勝チーム)を始め、何人かの方々に書いていただきました。
ご協力いただき、大変感謝しております。まずは、リレーME優勝の東北大学から。


リレー男子で優勝して
奈良インカレの敗北から1年間、東北大は男女リレーアベック優勝を目標ににしてきました。最強の4年生を持ち実行委員長をOBがつとめていることで何としても優勝したいという気持ちがありました。
昨年の反省から今年はただメンバーを選ぶのではなくちゃんとチーム作りをするためにショートの前から立候補者とアドバイザー(メンバー選考に関してアドバイスをする;OBの寺内さん、出島さん、山口さん、相原さん)との間で計6回の話し合いを早坂荘で持ち、「どのようなチームを作るのか」「どのような戦い方をするのか」「そのための各自の役割は何か」などを話し合ってきました。その中でメンバー選考は今年も難しい問題でした。今年は秋以降指定された何本かのレースでの成績を重要視し、成績の抜きんでたものからメンバーに選んでいき、最後まで決まらなかった数人を1本のレースで決めるという方法を取りました。早い段階でチームの形が見えていた方がよいと考えたからでした。しかし秋の指定レースでは「こんなはずではない」という結果しか残せないものが多くインカレに向けて不安の残る結果となりました。結局1人しかメンバーに決められず、残りの3人は1本のレースで決めることになりました。
メンバーは1走渡辺、2走小野田、3走佐藤、4走石井と決まりました。メンバーが決まる前から目指すレース展開は「1走で1位かそれに近い位置につける。2走はその位置をキープ。3,4走で抜け出す。」で一致していました。4人のメンバーが決まったときも各自の走順にについて全員の意見が一致しました。すでに4人とも自分の役割についてはっきりと認識できていて、イメージもできていました。
インカレのリレーを走るのは4人だけですが、他の部員も応援だけでなく一般クラスでがんばるという雰囲気が部内にありました。そのことがリレーチームに大きな力になることもみんな知っていました。東北大では一般クラス入賞狙いチームを3チーム、新人チームを男女各2チームずつ出していました。彼らのやる気がインカレ直前の部の雰囲気をよいものにしていました。さらに前日のクラシックの結果から部内のリレーに向けた部内の雰囲気は非常によいものになっていました。
当日のレースはイメージ通りの展開になりました。全てがうまくいきました。話し合いを重ねていく中で各自が自分の役割をはっきりと認識できてチームのために走ることが出来たこと、クラシックの結果が(3走の佐藤が優勝、4走の石井が2位)自分たちのイメージを後押ししていたことが勝因だったと思います。全員が自信を持って走ることが出来ました。また一般クラスでもMU1クラス1位、WUクラス3位(新人賞)と言う結果を残せました。1年間バラバラだった部員が最後にはまとまれた結果だと思います。
これからも東北大はリレーに大きな目標を持って取り組んでいきます。悲願となっている男子連覇、男女アベック優勝に向けて。
最後になりましたがアドバイザーをはじめとして東北大を支えてきてくださった数多くのOBの皆さん、すばらしい舞台を用意してくださったインカレ実行委員会の皆さん、本当にありがとうございました。

メンバー紹介
1走:渡辺研也(4年)
クラシック7位。インカレが絡んだレースと東北地方の大会にしか出ない。しかし部内では4年生の中で入部当初から抜きんでた成績を残している。レースに出ると必ず出血する。

2走:小野田雄介(2年)
ジュニア世界選手権代表。2年生ながらリレーメンバーにはいる。かなりのプレッシャーを感じていたようだったが優勝につながる見事な走りを見せた。来年度東北大主将。

3走:佐藤時則(4年)
クラシックチャンピオン。部内1,2位を争う走力を持つ。クラシックでのインタビューには部員から不満の声が噴出している。

4走:石井泰朗(3年)
クラシック2位。早坂荘住民。安定した走りが持ち味。最初にメンバーに決まったエース。今年は3走までで勝負が決まり出番は無かったが来年は東北大を引っぱり優勝に導いてくれるでしょう。

藤山 雄次 (北海道大学1) MF2
いい集中力で勝てた。エリートになったらもう少し頑張るか。先輩たちごっつぁんでした。




From Joban to Yamaguchi
東京女子大学 金子恵美

突然ですが、みなさんは、なぜオリエンテーリングをやっているのですか?また、なぜインカレに向けて懸命に準備をしているのですか?

多分皆さん自身もそんな疑問にとらわれたことがあるのではないかと思います。私にとっても、やはりこの疑問は時折首をもたげてきては私を困らせる存在でしたが、またその存在があったからこそ自分はオリエンテーリングを続けてくることができたとも言えます。

一年生のころは、山の中を駆け回る爽快感と宝探しのような単純な楽しみを得るためにオリエンテーリングをしていました。それがいつのまにか結果を求めるようになり、だんだんつらく苦い思いをすることが増えてきて、一時なぞ「何でこんなになってまで私はオリエンテーリングをしているんだろう?もしかして、私ってばマゾ!?」なんてことを考えたりもしました。

それがなぜインカレで優勝できるところまでやってこられたのか。実はインカレの直前になってはっきりと見えてきたのですが、理由は大きく分けて三つあります。まず改めて感じたことは、周りの人の存在がいかに大きいかということでした。すばらしい走りを見せてくれた先輩、熱心に指導してくださるコーチ、応援してくれる後輩、そして苦楽をともにしてきた同輩。みんながいてくれたからこそ、私はつらいときでもやってくることができたのです。そして次に感じたのが、生まれて初めて持った「何がなんでも勝ちたい」という強い思い入れでした。で、最後は「やっぱりオリエンテーリングは楽しいや」という事実。これだけのことだったんです。

こういったモチベーションの内容は人それぞれでしょうが、漠然としたものでもなにかひとつあるとぐんと力が増すものです。オリエンテーリングがつらくなったときには、自分の心の中をよく見てあげるとよいと思います。自分で納得できるものを探してみてください。

なんだか説教くさいですが、四年間オリエンテーリングをやってきて本当によかったと胸を張って威張れるほど幸せな先輩からのアドバイスだと思って聞いていただければ幸いです。

山口でのインカレ、いいですね。ぜひとも気持ちの入った走りを見せてください。

坂本 淳子 (宮城学院女子大学1) WF

"インカレ"ー。何と言ったら説明できるかしらん。
「お祭?」「年に一度のバカ騒ぎ?」「単なるスポーツの全国大会?」ー。
否。それらのどれでもないはずだ。答えは実際に体験した人にしか分かるまい。
ただ言えるコトは、「次も絶対に行きたい!」という思いを抱かされるコトだろう。
ところで、今回行かなかった動向の人タチや今年度の新入生に声を「大」にしていいたい。「インカレはいいゾー!得はしても(色々なイミで)損はないゾー!」と。
来年はもちろん「山口」までイク!どっかの先パイ(後夜祭であった)が「山口は5年もねかせてあるから"絶対"おもしろいぞよ、フッフッフッ」と言っていたし。
すっかり「OL」そして「インカレ」にはまった私でした。

猪飼 雅 (金沢大学2) MF
その1 北陸(金沢)から関東までチョー遠いッスヨ
その2 思っていたより寒いのでビックリ→2日目はどろどろでグチャグチャ
以上の理由により、帰りの急行能登(上野PM11:50~金沢AM7:00)の旅が非常に苦しいものとなりました。BUT…インカレが楽しかったからすべて良し。

原 陽子 (信州大学4) WE
インカレってドラマだな、ってつくづく思いました。私が主役だったドラマは、いろいろあったけど、私としては、とても楽しかったです。この4年間OLをやってきてよかったと思いました。インカレにかかわったすべての人に感謝します。そして、まだドラマの終わっていない人達へ、これからの展開を期待しています。私もそのドラマ作りのお手伝いをしていきたいなと思います。

西村 宏久 (京都大学1)
今年、京大4回生の篠畑さんの走りを見て感動した。来年はエリートを走りたい。

安井 千晶 (京都橘女子大3)
今年のインカレはクラブとしての一体感を味わうことができてとても楽しかったです。個人戦では目標まであと一歩でしたが、団体戦では一応メダルをもらえて嬉しかったです。でも、団体エリートを走れなくて悔しかったので、来年は最後のインカレでもあるので、エリートを走ってメダルを狙いたいです。

山崎 友香里 (奈良女子3)
「私にはもったいないほどの成績が残って良い思い出になりました。ここまで私を支えてくれた皆さんに感謝しています。」

林 杏介 (京都工芸繊維 3)
「プラトー全開ー!!」

藤田吉彦 (立命館大学 OB オフィシャル参加)
「俺も走りたかったよー。」

吉富鈴香 (広島大学) リレーWE
初めてのインカレ。クラシックではWFを走ったのだが、事情で、リレーはエリートを走ることに・・・リレー自体もそれまでに一度しか走ったことのなかった私にとって<帰ってこれない> <捜索隊のお世話> というのは全くの冗談でもなかった。
私は二走を走ることになったが、ウムスタートにしてしまうのではないか、と思い、最初は嫌だった。しかし、第一走者のスタートの凄さに、第一走じゃなくて良かったと思った。アップをしたり、オフィシャルの方と話したりしてても、精神状態は不思議なくらい、落ち着いていた。
ヴィジュアルで一走の先輩が戻ってくるのは見ていたが、いつのまにかという感じでもうすぐそこまで先輩が来ていて、ちょっとあせってしまった。それでも無事タッチし、走りだしたのだ。
スタートまでやけに長く感じた。滑べって転びそうだった。スタート以降は周りに何人かいるし、足跡が残っていたということもあり、私にしては順調だった。・・・しかし、それも中間まで続かなかった。またもや私は尾根を気持ち良く走りすぎてしまったのである。しかも下ってしまい、どこに居るか分らないという始末。
先輩やオフィシャルの方に対して申し訳なかった。もっとひどいミスをやらかすことだってよくあるのだが、先輩方の最後のインカレだったのに・・・と思うと、凄く悔しかった。(皆さん十分だよと言って下さったのだが)
後で地図を見ていると『楽しい』気持ちで走れてたなと思った。先輩方とリレーを走れて、しかもそれがエリートのコースで。『楽しい』と思えた事実はすごく良いことだったと思う。
できたら、またリレーを走りたい。インカレでリレーを走れたのは良い経験になったと思う。

嶋村陽介 (山口大学) リレーME
今回のリレーでエリートクラスに出場したのですが、自分の力がまだまだ及ばない事を痛感しました。今回の経験を生かして、来年の山口インカレでは、ホスト校という事もあり、結果を出せれば一番良いのですが、結果が出なくても、悔いの残らないように一年間頑張ろうと思います。


インカレショート98へのいざない


常磐インカレが終わり、次は9月に岐阜県坂下町で第6回インカレショートが行われます。実行委員長の松久 覚さんからメッセージをいただきました。

ショートインカレ98 付録情報
(ブリテンには載せない観光スポット他)

今回の会場である坂下町は、木曽川と支流が別れる分岐に少しある平地に有る小さな町です。木曽川沿いの谷は中津川市~木曽福島辺りまで、木曽谷と呼ばれ、中山道の面影を残す宿場町が点在していると同時に、急峻な山からすぐに川が有る為、滝や渓谷が多く、紅葉・新緑の季節には、美しい風景を随所で見る事が出来ます。
今回のショートインカレは、9月末開催の為、紅葉には半月~1月早いですが、折角来られる学生諸君・OBを始めとする一般オリエンテイアの皆様にも、前日の土曜日などに寄り道をしていただき、楽しんで頂きたいと思います。

1、坂下町の見所
岐阜インカレの地図を見ていただくと、地図の名前にもなった椛の湖が広がっています。岐阜インカレの頃は、椛の湖の周辺もあまり整備されておらず、町の特徴というと、大相撲の恵那桜の出身地として、場所中には駅前にのぼりが上がる事ぐらいのような感が有りました。その後、アウトドアブームに乗って、椛の湖の周囲がオートキャンプ場として整備され、東海地区でも有数の人気スポットとなっています。湖畔は1周2キロ程で、遊歩道も整備され、貸し自転車等も有り、大変気持ちが良い観光地となっています。また、最近国道19号線から坂下町へ曲がってすぐの木曽川河畔に、最近はやりの道の駅もどき坂下町営物産館が出来ました。木曽桧の加工品等が販売されており、是非帰りには、ここでお土産を買っていただきたいと思います。

2、坂下町周辺の見所
①旧中山道の町並み
坂下町から車で20分程で、北へ走ると三留野・妻籠、南へ走ると馬籠が有ります。妻籠は従来より脇本陣が残っており、そこが唯一の観光ポイントとなっていましたが、一昨年頃より、脇本陣の裏に資料館が出来、本陣が再建されて、江戸時代の雰囲気を一層味わう事が出来るようになりました。妻籠馬籠共、まあ一回歩けば済んでしまう所ですが、車が有る人への本当のお薦めは、妻籠馬籠間に有る男滝・女滝です。ふたつの滝は並んであり、車が通れる道からも3分ぐらいで行けます。そんな手軽な場所に有る割には、自然がそのまま残ったような滝になっています。手軽に寄れるので、是非行ってみてください。

②渓谷美
坂下町の奥に川上村という村があり、川上川という川が流れています。村の奥に渓谷があり、川の流れが激しい事も有って、壮大な土砂崩れの後が有ったりする、激しい風景が広がっています。また、坂下から南木曾よりの沢筋に、田立の滝という渓谷があります。ここは、結構ハードな登りが続く渓谷ですが、あまり人の手も入っておらず、また、ダイナミックな滝が続く所で、1日余裕が有れば是非訪れてほしいと思います。もし、手軽に済ませたいなら、南木曾を過ぎた先に柿並渓谷・恋路峠という所があり、ここも結構キレイな所です。2時間から3時間もあれば、みれる所なので、時間が無ければこちらをおすすめします。

③温泉
最近、クアリゾートと呼ばれる、水着着用の温泉プールが増えています。坂下の近所でも、馬籠の近くにクアリゾート湯船沢、南木曾に木曽路、恋路峠には、阿寺温泉と、3カ所もの大型リゾートがあります。3カ所共宿泊可能ですので、料金が高い事をのぞけば、ショートの前日の宿としては最適です。少しはいい所に泊まりたいと思う人は、是非泊まってみてください。

以上、競技とはまったく関係ない話をさせて頂きましたが、みなさん是非、観光も兼ねて、岐阜のショートインカレにお越しください。


新旧幹事 交代

今月から新年度がスタートし、日本学連の幹事も新しく入れ替わりました。そこで、97年度の幹事にはお別れの言葉を、98年度の幹事には自己紹介と抱負を書いていただきました。最初に、前年度幹事長の与儀浩士さんからのメッセージ。



現幹事を退くものとして一言。

初心を貫くのは非常に難しいことです。
インカレのあとに、「きっと優勝するぞ」と思っても一週間くらいしかトレーニングを続けられなかった、というのと同じで、幹事の仕事も、いつしか面倒になったり、大変になったり、周囲の人間からいろいろ言われてやる気を失ったりして気がつくと最初に考えていたような仕事ができていなかったりするものです。
でも、そんな時、この第一号の原稿依頼を書いたときのことを思い出してみて下さい。きっと、あんなこと、こんなこととやりたいことがあったそんな時の自分を思い出せるはずです。
余計なことかもしれませんが、初心を忘れずに最後までやり通してみて下さい。

番号は、旧幹事は①姓名 ②仕事を終えて、まず一言 ③今までの仕事に対して採点するとしたら? その根拠は? ④後任者に一言 ⑤将来の夢、今後の目標 ⑥加盟員に対してメッセージを
新幹事は①姓名 ②大学学部学科学年 ③出身地、誕生日、好きな食べ物 ④普段はどんなオリエンティアか ⑤この役職に就いて取り組んでいきたいこと


97年度 幹事長
①与儀 浩士(よぎ ひろし)(千葉4)22歳
② はっきり言って、だめな幹事長でした。よく今まで学連がもったなあ、というのが感想です。
③うーん、点がつくかどうか危ういですね。前期は不可。後期は25点ぐらいかな。
根拠ですか。そうですねぇ。前期は私が学連をよく知らないばっかりに幹事のみんなに大した指示も出せず、非常に混乱させてしまいました。また、どんなことをいつまでにしなければならないかわからなかったために仕事の進み具合の悪いものに対してはっぱをかけることもできませんでした。これらは幹事の総まとめをして学連の舵を取る幹事長として、失格であると思うので、前期は点をつけませんでした。
後期は、一応幹事会資料や総会資料の作り方、やらなくてはならないことなどが少しずつわかってきた、ということで25点。後期は活動報告書問題などいろいろと問題が多くおき、そのトラブルシューティングにてこずっていたのでやっぱりだめでした。今年幹事長になる中村知晴氏にはよく怒られたものです。と、いうことで通年で25点です。

④衆議院や参議院の選挙の際、与党の演説を取り上げて、野党が「私たちは○○党と違い、これこれしかじかのようにして参ります。」などということがおうおうにあると思います。与党が保守となり、野党が革新となって選挙戦を戦っている様子を私たちはよく目にします。
しかし、いざ野党が政権をとって「与党」となると、やっていることは結局以前の与党とまったく同じで、今度はそれまで与党であったものが「野党」となって与党を攻撃し始める。そんな光景もよく目にするものです。
前任者のやっていることを目にするにつけ、これからその役職につく人間は「あれはこのように変えていこう」「この部分はこうしていけばいいのに」と、非常に革新的な政策を打出し、それの実現に向けて準備をしていくのですが、いざ、その職に就いてみると、いろいろな利害関係がそこには存在し、また、それらの調整をしていく中で自分が打出していた政策が実行不可能になっていくことが多い。それと同時にやる気もなくなっていく。
だからといって、私は後任者に「保守的になれ」といいたいのではありません。これらの困難な状況の中でその利害関係を調整しつつ、革新であった自分が打出した政策を現実を見据えた上で可能な限り実現していってほしいのです。
私はこの職に就く前、いろいろとやりたいことがありました。幹事長の弱腰なところは非常に嫌でしたし、学連の体質そのものに嫌気がさしていました。
しかし、幹事長職に就いて、それが仕方がないことでもある、ということに気づきました。また、私事も非常に忙しく、学連のことだけを考えているわけにも行かなくなりました。それらのマイナス要因に囲まれた私は、それから真新しいこともできない、だめな幹事長になってしまいました。
幸い、後任の中村知晴氏は非常に積極的な人ですので、私が心配する必要もないのかもしれません。
ただ一つ、上の話から言っておきたいことは現状分析を忘れずにおこない、その中で様々な立場を理解しながら、現状でできることは何か、それを行うことでどのようなことが展望できるかをよく考えてから政策を実行していってほしいということです。
それと、これは私の失敗に対する反省でもありますが、ぜひ新任幹事の育成を視野に入れた活動をしていって下さい。二年目の幹事が何事もやっていった(やってしまった)ほうが事は円満に進みますが、あとで大変な目にあいます。結果的には二年目の幹事しか仕事がわからず自らの時間を削っていくこととなります。それだけは気をつけていって下さい。お互いのためになりません。フォローしあうということを忘れずに活動していってほしいものです。
この一年間で他の幹事も学連のことについては大体知っている、そんな状況が作れて、なおかつ(内容はともかくとして)活発になんでも物事が言いあえたら、ばんばんざいでしょう。

⑤今年度から私は千葉県山武地区の公立義務教育諸学校の教員となります。その中でオリエンテーリングのことが生かせれば幸いです。平成11年度から公認指導員の資格が文部省認定のものへと改変されるようですから、その資格も生かしてオリエンテーリングの普及にも役立てればいいな、と思っています。
競技面ではなるべくトレーニングを続けて馬(?!)体重を減らし、何とか公認大会で上位になれるようがんばっていくつもりです。同期の皆さん、またその他の多くの方々、大会会場で見かけたら声をかけて下さい。
また、今年度から組織運営支援委員会のホームページ担当として学連にも残りますので、そちらのほうも、加盟員・準加盟員の皆さんのみならず、世界の人たちが楽しんでみれて、学連のことを少しでもわかってくれるようなそんなホームページが作っていけたらと思っています。

⑥私は何にも偉そうなことが言えないのですが、ふたつだけ。
一つは、伝統は引き継がれるものであり、また壊されていくべきものでもあるということです。これについてはインカレプログラムの私の挨拶を見て頂ければいいと思います。
もう一つは、初心を貫くのは非常に難しいということです。
インカレのあとに、「きっと優勝するぞ」と思っても一週間くらいしかトレーニングを続けられなかった、というのと同じで、トレーニングや大学大会のプランニング、幹事の活動なども、いつしか面倒になったり、大変になったり、周囲の人間からいろいろ言われてやる気を失ったりして気がつくと最初に考えていたような仕事ができていなかったり思ったとおりの成績が出なかったりするものです。
でも、そんな時、自分がそれを「よし、やるぞ」と思い立ったときのことを思い出してみて下さい。きっと、あんなこと、こんなこととやりたいことがあったそんな時の生き生きとして、輝いている自分を思い出せるはずです。
四年生は特に、他の学年の方もいろいろと私事が忙しく、自分が立てた計画どおりに事が運ばないこともあるでしょう。他のことを犠牲にしろとは言いません。少しでもいいですから、自分が目指したその夢、目標に向かって精一杯のことをしていって下さい。
皆さんにはそれができるのです。あきらめずに、どうか残りの学生生活、オリエンテーリング生活を楽しんでいって下さい。


副幹事長
①山下登茂紀
② 自分をほめてあげたい
③60あたり 可もなく不可もない
④ つぶれない
⑤死なない
⑥学連は手段である

事務局長
平石 大介
いぶきに文章を載せるのは今回が最後と言うことですが、とりあえず今は仕事を終えて、ほっとしています。今年は事務局長の僕が職務怠慢だったために、かなりの人に迷惑をかけてしまいました。それでも何とかやってこれたのは、他の幹事、事務局員、その他の人の手助けがあったからです。本当に感謝しています。一年間ありがとうございました。今年度は一加盟員としてお手伝いができればと、思います。というかんじでしめます。

事業部長
①下村正夫
②インカレ前は準備等いろいろと忙しかったが、充実した日々を送れたと思う。
③65点くらい。無事大きなミスはなく終わったが、仕事の依頼等でうまくいかないことも多かったため。
④自分なりの理想のインカレを思い浮かべて、それを目指してこつこつと進んでいってください。
⑤国外脱出を謀る
⑥常磐インカレは無事終わりました。同時に、山口インカレは始まっています。
もちろん、競技本番は来年の3月です。しかし、準備や、運営はもう活動本番を迎えているいるのです。そう、"インカレに参加できるのはインカレ当日だけではない"のです。もっとインカレを楽しむために、今年度はよりいろいろな形で山口インカレに参加してみてください。

広報部長
①頼成 祐介(らいじょう ゆうすけ)
②疲れました。もう、やりたくありません。
でも、何年か経ったら、良い思い出になるのでしょうね。
③60点(可)。仕事内容に関しては、様々な問題を発生させている。とても、単位をあげられる得点では無いのだが、1年間出席していたので、温情措置として単位認定する。
④予想していない事態が起きることもあるので、慎重に行って下さい。
⑤2回以上の転職。
⑥問題児の広報部でしたが、どうかお許し下さい。
次期広報部長の丹羽君は素晴らしい方です。期待して下さい。

北東代表幹事
①高橋 護
②何とか無事仕事を終えることができてほっとしてます。これといって大きな仕事はありませんでしたが、北東学連の代表として「政治家の集まり」である幹事会に毎回出席させてもらい、学連に対して無関心だった自分にはいろいろと勉強になりました。とても有意義な1年間だったと思います。
③かなりいいかげんにやってしまったので点数をつけるのもちょっと恥ずかしいですが、とりあえず合格点ギリギリの60点としておきましょう。
④僕でもできたので何とかなるでしょう。そうは言っても面倒なことはいろいろあるので、やるべきことはてきぱきと片付けていきましょう。北東学連のみなさんも協力してあげてください。
⑤あまり先のことはまだ考えてません。まずは院試です。オリエンテーリングでは最後のインカレで最高のパフォーマンスができるようにこれからも頑張っていくつもりです。
⑥ 競技以外のことにはあまり関心のなかった自分でしたが、1年間幹事をやって、オリエンテーリングは運営者の努力なしでは成り立たないということを改めて実感しました。僕が偉そうなことを言える立場ではありませんが、学連やインカレにおいて影でいろいろな人たちの苦労があることを忘れないでください。

北信越代表幹事
①八十島 優(やそじま まさる)
②無事に何とか幹事を終えることが出来てほっとしています。
③60点ぐらい あまりたいした仕事もできなかったので、まあこれくらいが妥当でしょう。
④北信越学連の新幹事の北川君(金沢2)には、加盟員の減少が予想されるのでいろ
いろと大変だと思いますが、各大学の意見を十分に取り入れて今年度より内容の濃い北信越学連にしていって欲しいと思います。
⑤今後の目標は、まず就職先を決めることです。
⑥加盟員に対してメッセージですが、私は特に北信越学連の加盟員に対して言いたいことは、北信越学連は加盟校6校と少ないのでもっと各大学間で交流を深めてお互いに競い合うようにしてほしいし、学連としてもそのような環境をもっと作らなくてはいけないと思います。そういった意味で総会などで充実した議論をするためやマンネリ化した議題を防止するために、加盟員ひとりひとりの意思をより明確に伝わるようにしていってほしいです。

関東代表幹事
①中村知晴
②はあー、やっと終わったと思ったら来年が……あうー
③70点 関東地区代表幹事としての仕事よりもほかのことばかりやっていた気はします。でもたまに総会とかに出なかったのには反省。
④1年のうち1ヶ月も会議に出なければならないというなかなかクレイジーな役職なので、肩の力をぬいて1年間がんばってください。
⑤早く相性のいい会社を見つけたいな。
⑥ オリエンテーリングをいっぱい楽しみましょう。

東海代表幹事
①木村 耕平
②ホッとしています。
③30点 それらしいことがほとんどできなかったから。
④大変だと思いますがくじけずに頑張ってください。
⑤ 卒業、就職。
⑥ 学連行事があるときはできるかぎり参加してください。学連を作っているのは加盟員の皆さんです。

関西代表幹事
①寺岡 孝
②やっと終わった。つかれたよー。
③ 60点。まあ単位はもらえる働きはしたかな、と。
④ 頑張ってね。
⑤今年で大学を卒業する。
⑥ふざけた文章ですみません。でも活動報告書は真面目に書いたのでよんでね。

中九四代表幹事
田中浩二
途中から日本学連幹事会に参加させていただきました。幹事会の方々には迷惑をかけてしまって申し訳ないです。あまり貢献できませんでしたが、幹事会やメーリングリストで日本学連の様々な問題について見聞きすることができ、貴重な体験ができたと思います。ありがとうございました。
後任の人たちへのメッセージ
あまり偉そうなことはいえません。今度幹事になった人たちは、最後まで責任を持って任期を全うして下さい。がんばってください。

98年度 幹事長
①中村知晴
②東京大学法学部第2類4年
③出身地:大阪府 誕生日:1975 6 5 好きな食べ物:八朔
④普段は山を満喫することを心がけている?!オリエティア
⑤幹事長に不似合いな人間であることは自分でもよくわかっているつもり。でも今年1年は学生の代表としての自覚を第1にもって、現在と将来の加盟員のオリエンテーリングをする環境を考えていきたいと思っているところです。

副幹事長
① 田中<なるたき>宏樹
② 京都大学文学部人文学科
歴史文化学系日本史学専修日本近世史専攻4回生
③出身地:京都市右京区鳴滝 誕生日:1976年06月01日
好きな食べ物:ラーメン・唐揚
④ 自転車操業で遠征を続けるタコオリエンティア。
⑤ 固定の仕事を持たないことを活かした、自由で積極的な立ち回り。
幹事長とすぐに交代できるくらい事情通でありたい。

会計
①千脇 義崇(ちわき よしたか)
②筑波大学第2学群人間学類4年次教育学主専攻
③出身土地:東京都府中市 出身高校:桐朋
誕生日:1976.09.08 たべもの:主食はパスタもの
④オリエンテーリングのタイプ:なんじゃく系(邪念じゃない)
⑤今年度の予定:賛助会員制度改革。 今年度の現実:事務・雑用の処理。
*予定については学連総会で立候補の際に申し立てたとおりです。賛助会員制度の抜本的改革を含めた見直しを図るということです。なんか官僚の答弁みたいなことをいっていますがそんなものです。

事務局長
①高橋 史子(たかはしふみこ)
②日本女子大学文学部史学科3年
③静岡県熱海市出身・1977年9月13日生まれ・和菓子が好き
④取り組みかたも内容も波があって荒い。今年は安定してやっていきたいものです。
⑤本年度事務局長に就任した高橋と申します。至らない点も多いかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
昨年度は、日本学連の事務局員・また、関東学連の事務局長として事務局に関わっていました。その中で感じた疑問や問題点に取り組んでいくことができればと思っております。事務局の仕事は、この場では挙げきれないほど多岐にわたっております。その一つ一つに、学連幹事や10数名にわたる事務局員とともに取り組んでゆきたいと思います。その中で本年度の事務局が特に心がけたいのは、1:事務局の計画的な開局と2:賛助会員の方々への迅速な対応です。1に関してですが、昨年度の事務局では開局日に事務局員がいなかったり、長期休み中に事務局と連絡が取れなかったりといったことが幾度かありました。本年度はその反省を生かしていきたいとおもいます。特に、大学の試験期間や長期休暇に伴う短縮開局については、このいぶき紙上などを通して皆様には早めに通知させていただきます。2に関してですが、事務局は日本学連の賛助会員の方々への窓口でもあります。皆様からよせられた質問や苦情に対して、責任をもった対応をしていきたいと思います。
私のようなもので事務局長という大役が勤まるのかという不安はいまだにありますが、精いっぱいやっていきたいと思いますので、ご指導よろしくお願いいたします。
年度も、事務局をよろしくお願いいたします。

「事務局は、通常は月曜日から金曜日までの18時から20時まで開局しています。7月からは、18時から19時までの短縮開局となります。また、7月20日(予定)から9月20日(予定)までは、月曜日のみの開局となります。変更があり次第、いぶき紙上にて連絡いたしますので、よろしくお願いします。」


事業部長
①千葉 憲之
②広島大学工学部第四類(建設系)
③1977年10月25日 静岡市生まれ 焼き肉好き
④トロイ、ノロイ、ニブイ
⑤取り組んでいきたいことと言われて正直言って困りました。なぜなら事業部(長)というのは、インカレの運営、その運営も実行委員会から委託された ものを割り振っていくというこれ以上ない具体的な仕事がすでに用意されているものであると思っていました。少なくてもそう聞いています。
そこで、とりあえずその仕事をどうしていくかということを書こうと思います。
山口インカレということで、中九四地区でのインカレは初めてです。経験不足ということが言われると思います。確かに近くにそのような経験を持つ人 間はいませんが、今まで事業部長をやって来た人はみなさん初めてだったと思います。はっきり言って人数不足(広島、山口だけでは)ですが、そんなこと は他の学連からも応援を頼めばいいこと。何を言いたいかというと、このような原因で旨くいかないということがないように、少なくても言い訳にはした くないということです。
本当に稚拙な文ですみません。

広報部長
①丹羽正和(にわまさかず)
②名古屋大学理学部地球惑星科学科3年
③愛知県生まれ、小、中学は兵庫県、高校は静岡県 昭和53年1月2日
甘いもの、辛いもの、しょっぱいものなど多岐にわたるのでここでは書ききれない
④走力、技術力は中くらい、精神力はめっきり弱い
⑤この「いぶき」については、よく読む人、読まない人、存在すら知らない人とさまざまでしょうが、日本学連が公式に認めている唯一の広報誌としての位置づけは非常に重要ですし、事実大切な情報もよく掲載されます。自分としては、読もうとしている人が十分な満足感が得られるようないぶきに少しでも近づけていきたいですが、周りに人材や設備がそろっていない状況を考えるとビジュアルな面、企画の面ではあまり期待できそうにないので、幅広い分野(人)から記事が載るようにすることに力を傾けていきたいと思います。自分からも積極的に原稿を依頼するつもりですし、皆さんからの飛び入りの原稿は大歓迎です。
また、各地の大会での賛助会員受付でいぶきの会場配布をおこなって仕事の効率化を進めたり、Web上で日本学連の情報を発信してくことにも時期を見計らって手をつけていきたいと思います。

北東代表幹事
①山川昌則
②北海道大学農学部生物資源科学科3年
③北海道河西郡芽室町、S53.3.20、ごはん
④たまに農作業をする
⑤北東学連と日本学連のつなぎやくとして、しっかりと仕事を果たしたい。
そして学連の活動に少しでも協力するように努力したい。

北信越代表幹事
①北川貴久(きたがわたかひさ)
②金沢大学経済学部経済学科3年
③福井県、昭和52年12月7日、麺類 ④ROUGH
⑤北信越学連は大学間の距離が離れているなどの理由から大会以外では加盟員同士が顔を会わせる機会があまりありません。本年度は学連合宿や交流会といった昨年までの行事に加え、大学、加盟員同士が親睦を深められるような行事を行いたいと考えています。また、学連全体のレベルアップのため、そのサポートをしていきたいと思っています。

関東代表幹事
①原田山人(はらだやまと)
②早稲田大学理工学部電気電子情報工学科3年
③神奈川県出身、昭和53年2月19日、???
④どの大会も大体参加しています。昨年度インカレエリートです。
⑤仕事を無難にこなす。

東海代表幹事
①牧内 聡
② 静岡大学工学部電気電子工学科電気システムコース3年
③静岡県出身、52年10月2日生まれ
⑤普段は楽しいオリエンテーリングができればいいと思っています。
今年は何かと忙しいけれどもできる限りのことはしていきたいと思います。特に最近加盟員が減少してきているのでできるだけ加盟員を減らさないようにしていきたいです。

関西代表幹事
①古川裕三
②立命館大学理工学部情報学科3回生
③山口県、1977.09.21、甘いもの
④おそらく関西で1・2を争う遅さのオリエンティア。
⑤関西の代表幹事として、しっかり学連に関西の意見をあげていきたい。
総会や幹事会が、事務的・形式的にならないよう、また、一般の加盟員に開かれたものになるようにしたい。

中九四代表幹事
①山本一生
②山口大学 工学部電気電子工学科 3年生
③ 熊本県出身 昭和53年1月21日生 好きな食べ物 納豆、アイスクリーム
④ 『 普段はのんびりしている、剣道の方が大好き?』なオリエンティア。
⑤ まず、確実に中九四学連のオリエンテーリング行事を、こなしていきたい。そして、中九四学連のオリエンテーリングに対する意識が向上するよう頑張っていきたい。

会計監査
①池田和香子
②東北大学農学部
③仙台市 出身校:宮城県立第一女子高校、1978年10月16日、焼き立てのパン
④とにかく登る。でも通行不能のガケは、下村(淳)さん(東北2)のようには登れません。
⑤会計の仕事をきちんとサポートしたいと思います。今年は忙しくなりそうですが、がんばって役割をこなしていきたいです。

第5回幹事会議事録

会場:高萩大心苑和室1
時間:21:15~25:00
◎会計報告
(1)1996年度日本学連決算報告
各部局・委員会の会計報告の遅れ、自身の多忙も重なり決算が出ない状況にあるので、今回の総会には暫定版を出す予定です。また、そのことについて謝罪するつもりです。
(与儀)
(2) 1997年度日本学連会計報告
配布資料についての説明(後藤)
今後の会計の大きな動きは貸付金返済
(3)第19回インカレ会計報告
今回は提出されませんでした(後藤)
(4)第4回インカレショート会計報告
活動報告を参照して下さい(後藤)
◎1998年度日本学連予算案について
配布資料についての説明(後藤)
事業収入は常磐インカレが遠隔地ということもあり単独100万黒字は不可能だった。
技術委員会支出に関してはGPSとE-card購入希望のため増額。
組織運営支援委員会に関しては新歓パンフ用として増額。
活動報告書に関しては毎年度の積み立て方式に予算を組んだ。
地区学連補助金に関しては補助金の意義を問いただすべく大幅減額。
◎理事会活動報告(山川理事)
詳しくは活動報告書を参照して下さい
総会で第6回インカレショート委員長に松久覚氏を承認予定
◎各部局・委員会活動報告
(1)事務局
特になし
(2)事業部
現在後夜祭を行っており、明日から3日間講習会を行う予定
(3)広報部
決算は出ません
(4)技術委員会(佐藤担当理事)
詳しくは活動報告を参照して下さい。
ユニバーは来年度はノルウェーで行われ、セレクションは5月3日に行う。
インカレのE-card導入や地図調査・練習にGPSの使用を検討。
・学連合宿についての議論
第1回はコーチ6、学生36であったのに対し、第2回はコーチ8、学生16であった。コーチと学生の割合の調整はできないのでしょうか?(後藤)
→学生の数は募集してみないとわからず、コーチに関しても直前に全てを断ることは難しい状況にはある。(佐藤理事)
いぶきに載せないと、学連主催の意味をなさないのでは?(後藤)
→現在はオリエンティアメールと過去の参加者へのダイレクトメールで広告を行っているが、来年度からそうしていきたい(佐藤理事)
合宿参加者から自身のクラブへの二次効果があまり感じられないのですが、どのようにお考えですか?合宿報告をすることにより、より多くの人に伝わるのではないか?
(中村)
→二次効果については徐々に伝播していくものと考えていますので、もう少し長い目でみてください。毎回の報告に関しては、行事報告的なものは出すべきだが、詳細な技術レポート的なものを義務にするのは現時点ではまだ難しい。(佐藤理事)
委員数は適当なのでしょうか?(後藤)
→インカレコントローラの養成という観点もあり、この規模になっている。(佐藤理事)
広報よりも先立って幹事会の方に報告いただきたい(中村)
→そうしていきたいと思います。(佐藤理事)
年間計画出して頂きたい(与儀)
→学連合宿はアクティブでタイムリーなものなのでなかなか難しいですが、大まかな日程は立てれると思います。(佐藤理事)
E-cardの予算はどうなっているのですか?(千脇)
→E-cardに関しては、世界的な流れは導入の方向にあるので、インカレ・ユニバーセレ等で学連も対応できる方向を志向しているが、普及のためには予算措置を講じる必要がある。6月の幹事会で説明しますので、改めて議論してください。(佐藤理事)
・委員長について(佐藤担当理事)
田代雅之(横浜国立卒)が一身上の都合により3月末をもって、退任ということに相成りました。そこで、現在副委員長をしている羽鳥和重(早稲田卒)を推薦します。総会で承認よろしくお願いします。
所信表明を行ってもらいたかったのですが(与儀)
→羽鳥氏はインカレの準備に想定以上に多大の時間を割くことになってしまった。そのため、総会への出席は困難な状況になった。ご了承いただきたい。(佐藤理事)
今後、出席できない場合は所信表明は文書で提出してもらい、承認を取ることを確認。
・コントローラーについて
第21回インカレは中村弘太郎(京都卒)
第6回インカレショートは大西淳一(東京卒)
(5)組織運営支援委員会(与儀)
与儀が来年度委員会に入り、ホームページ担当委員となる
(6)インカレ実行委員会
・ 第20回インカレ実行委員会
(松澤実行委員長)
リレーにおけるスタート時間の30分繰り下げは、ある地区の最終バスが一回り小さいものであったため6人乗れなかったため。この点につきましてはお詫び申し上げます。
交通の便が悪かったことや参加人数の減少にもかかわらず奇跡的に黒字会計となりそうです。(山川インカレ担当理事)
今回、100万円の利益は出なかったが、遠隔地でインカレを行ったということは大きな意味を持つのではないかと思う。日光インカレで利益を多く出し調整するつもりである。
・ 第21回インカレ実行委員会
(山川担当理事)
3、4月で1次調査を終了する予定である
・ 第6回インカレショート委員会
(山川担当理事)
総会で松久覚(立教卒)を委員長として承認予定。
◎各地区学連活動報告
北東 3/5,6 直前合宿
3/5 第4回総会
北信越 3/14 第4回総会
関東 5月17日開催予定の新歓ペアの後援を申請するが、6ヶ月前という期限を守っていないので承認されず。
(与儀)今後は申請規定を守って下さい
東海 なし
関西 なし
中九四 3/4,5 インカレ直前合宿
3/21 中九四学連リレー大会
◎日本学連諸規約の改正について
配布資料について 資料のような改正を行い、総会で承認を取ります。(与儀)
◎第20回インカレロゴの永続使用及びロゴに用いられる英語表記について →承認
◎「「請負業務に関する契約書」に関する申し合わせ」について
前回の幹事会で承認済のため、総会で報告します。(与儀)

第27回総会議事録

会場:高萩大心苑セミナーホール
時間:9:18~12:10
①議長選出
上村 雅俊(横国3) 31/33→承認
②各部局・委員会活動報告
◎技術委員会(佐藤担当理事)
詳しくは活動報告を参照して下さい
・委員長について(佐藤担当理事)
田代雅之(横浜国立卒)が一身上の都合により3月末をもって、退任ということに相成りました。そこで、現在副委員長をしている羽鳥和重(早稲田卒)を推薦します。承認よろしくお願いします。 31/33→承認
③会計報告
(1)1996年度日本学連決算報告(与儀)
(配布資料あり)
各部局・委員会の会計報告の遅れ、自身の多忙も重なり決算が出ない状況にあります。暫定版ではありますが、報告させていただきます。秋の総会には決算報告する予定です。
(2)1997年度日本学連会計報告(後藤)
(配布資料あり)
(3)第19回インカレ会計報告
今回は報告されませんでした(後藤)
(4)第4回インカレショート会計報告
活動報告を参照して下さい(後藤)
④1998年度日本学連予算案について
(配布資料あり) 27/33→承認
⑤1998年度日本学連会計の選出
前回総会で日本学連会計に千脇義崇(筑波3)が立候補意志を幹事長宛に提出していましたが、本人欠席のため、選挙は行いませんでした。よって、今回の総会で承認を取ります。 信任29 不信任2 無効2 →承認
⑥1998年度日本学連会計監査の選出
池田和香子(東北1)
信任32 無効1 →承認
西脇正展(東京2)
本人欠席のため次回総会時に承認予定
⑦1998年度地区代表幹事の承認
北東 山川昌則(北海道2) 30/33 →承認
北信越 北川貴久(金沢2) 32/33 →承認
関東 原田山人(早稲田2) 33/33 →承認
東海 牧内 聡(静岡2) 33/33 →承認
関西 古川裕三(立命館2) 33/33 →承認
中九四 山本一生(山口2) 33/33 →承認

⑧日本学連活動報告作成生委員長罷免の報告と承認 29/33 →承認
⑨各部局・委員会活動報告
◎インカレ実行委員会
・ 第20回インカレ実行委員会
(松澤実行委員長)
今回は、準備段階からインカレ新ロゴやインカレ新聞の発行などを行いました。無事終了したことに関しお礼を申し上げたい。
会計の方は今のところ20万円の黒字が見込めそうである。
加盟校紹介を無くした分、個人広告などの収益が多く得れたのではないかと思います。
本当にありがとうございました。
⑩理事会活動報告(山川理事)
詳しくは活動報告書のP79~81を読んで下さい。
今回のインカレも毎日新聞スポーツ面と地方面に掲載されました。
⑪幹事会活動報告
第4回幹事会は主に「請負業務に関する契約書」に関する申し合わせについて、活動報告作成委員長について、インカレロゴについて話し合いました。第5回幹事会は、今回の総会の議案書に沿う形で話し合いました。
⑫各部局・委員会活動報告
◎事務局
12月15日付けで学連名簿を発行しました。
インカレエントリー業務を行いました。
チェックカードを18万円分購入。
◎事業部
問題点として引き継ぎ不足があげられます
→マニュアル化の徹底により改善して行くつもりです
◎広報部
配布資料を参考にして下さい。予定していた決算は出ません。
◎組織運営支援委員会
与儀が来年度委員会に入り、ホームページ担当委員となります
◎インカレ実行委員会
・ 第21回インカレ実行委員会
(山川担当理事)
山口県秋吉台で行われます
3、4月で1次調査を終了し、春休み中に実行委員会を開く予定です
・ 第5回インカレショート委員会
(会計後藤)
会計は黒字となる模様です
土曜開催についてのお礼
・ 第6回インカレショート委員会
(山川担当理事)
スポレクと共催。地図も共同製作。
5月17日に開催される中日東海ブロック大会については例外として、参加を認めます。
今回の総会で配られた中日東海ブロック大会の要項は各校必ず持って帰って下さい
中日東海ブロック大会はスコアーOで、種目的にも別であり、使用箇所もショートとは分離するつもりです。
全ポ地図も配布する予定なので、予想において公平さを保ちます。
委員長に松久覚(立教卒) 31/33 →承認
⑬各地区学連活動報告
⑭日本学連諸規約の改正について
日本学連規約 第3条1
日本学連規約 第21条
関東学連規約(→活動報告書に改正済)
インカレショート規約 第1条1.4
インカレショート規約 第3条3.1→削除
インカレショート規約 第8条
クローズテレインに関する申し合わせ事項
後援規定 第3条
日本学連会計運用細則 第11条2
32/33→承認
⑮第20回インカレロゴの永続使用及びロゴに用いられる英語表記について(与儀)
第5回幹事会で承認したものとして報告。
日本学連規約 第3条2の改正の承認 32/33→承認
⑯「「請負業務に関する契約書」に関する申し合わせ」について(与儀)
第4回幹事会で承認したものとして報告します
⑰ 今後のテレインコントロールについて
(山川担当理事)
20回インカレテレイン 白図3000枚を使用するのみで増刷はしない
「須山」 残り900~1000枚 使いきるまで使用したいと申し出るつもり
「表富士」 残り200枚 倒木等で使用できないのではないかと考える
千葉・・・千葉でやるというわけではないが、4年より短い間隔での開催をさける意味あいでクローズをかける
日光・・・2000年ではなく、99年に変更日光「毘沙門山Ⅱ」の中央主要道以西は選手権のみ4年クローズを考慮しています
⑱ 今後のインカレビジョンについて
(山川担当理事)
・ クラシック・リレー
21回 山口 22回 日光
23回 愛知
24回 関東近郊 千葉もしくは群馬、静岡もビジョンに入れている
25回 関西 26回 日光
・ショート
6回 岐阜 7回 日光
8回 関西予定→2年クローズの関東も考慮
⑲今後の日程について
別紙参照
5月3日ユニバーセレ(富士)
学連合宿は、5月の技術委員会で年間計画を決定し広報する
10月31日第28回総会(東京)に決定
⑳その他
千葉大大会中止のお詫び(与儀)


OL大会会場での賛助会員登録受付の設置について

前ページに平成10年度賛助会員登録のご案内を付しておきましたが、以下のOL大会会場では直接賛助会員登録ができるよう窓口を設置する予定です。ぜひご利用ください。日本学連への質問や苦情の受付も行います。大会によっては賛助会員の特典として地図の配布も行われます。詳細は各大会会場にてアナウンスされます。

5/17 関西学連第1回定例戦
5/17 岩手大大会
6/07 第20回東大OLK大会
7/28 北大大会
9/12、13 トータス大会、6人リレー大会
9/27 第6回インカレショート
11/08 筑波大大会


いぶきでは皆さんからの原稿もお待ちしています。ちょっとした一言からちゃんとした論説までどんな形でも結構です。たくさんの人が参加して、より良いいぶきを作っていきましょう。他に、広報部への提案、質問、励ましの言葉、苦情などもありましたらお寄せください。送り先は以下の通りです。

丹羽正和 行
メールアドレス:mskazu28@mb.infoweb.or.jp

手書きで送る場合は消えないようにボールペンで書いてください。B5サイズが望ましいです。書いた人の姓名、所属、連絡先を忘れずに。

日本学生オリエンテ-リング連盟機関誌「いぶき」
Vol.15 No.1
平成10年4月20日 発行
発行責任者 中村知晴(日本学連幹事長)
編集責任者 丹羽正和(日本学連広報部長)