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新入生の皆さん、オリエンテーリングクラブへようこそ。この「いぶき」は、全国の大学のオリエンテーリングクラブで組織される日本学生オリエンテーリング連盟(=日本学連)の機関誌です。今回は新歓を意識して、皆さんがこれから最低4年間は付き合って行くことになるこの日本学連というのがどういう組織なのか、どんな活動をしているのかをまとめてみました。とにかく読んでもらえれば、すこしはこの大学のオリエンテーリング界の様子が分かってくれるのではないかと思います。
また賛助会員や従来の加盟員の皆さんにとっても、日本学連の普段の仕事ぶりや今年のとりくみ、各大学の雰囲気を垣間見るよい機会になるのではないかと思っています。 それでは、さっそく紹介をはじめましょう。以下の、日本学連の構成を参考に、各ページを見ていきましょう。 幹事会・・・三役(幹事長、副幹事長、会計) |
事務局より
日本学連事務局長 高橋 史子
・日本学連事務局とは 「加盟処理および事務作業一切」を行う部局です。加盟処理とは、日本学連の各加盟校と加盟員の登録に関する作業のことです。インカレには、加盟員のみが出場資格を有します。「事務作業一切」としては、日本学連の賛助会員の受け付けと登録・販売物の処理・学連名簿の作成のほかに総会通知の発送・日本学連宛の郵便物の処理ほか、さまざまな作業を行っています。 事務局の業務は高田馬場の雑居ビルの一室で行われています。事務局は事務局長のほか十数 人の事務局員のよって構成されており、基本的に平日の午後6時から8時まで開局しています。 ・ 4・5月の事務局の活動:4/13:事務局会議・通常開局再開 ・今後の開局予定: |
事業部
事業部というには、日本学連の事業を担当する部局です。事業というのは主にインカレです。 しかし、インカレでは公平を保つためにインカレ実行委員会が主となって運営を行っています。では事業部は何をやっているのか。学生にできる(競技では公平を失わない)範囲での運営です。例を挙げると、開会式、後夜祭、講習会などです。もちろん事業部だけでこれらをやることは不可能です から、全国の大学に依頼をします。 事業部とはインカレイベントの依頼と総監を主とする部局です。 |
広報部
そしてこの「いぶき」を作っているのが広報部です。 電子メールなどを駆使して全国に原稿を依頼し、編集、製本、発送作業を行っています。 日本学連の仕事ぶりや、インカレなどの情報がいぶきに載っているのですが、その中にはとても大切な情報があることもしばしばなので、皆さんもいぶきには必ず目を通して欲しいと思います。 そして皆さんには投稿する権利もあるのですから、言いたいことはどんどん言わないと損です。 というわけでこの最後のページにある送り先をみて、意見や飛び入り原稿を送りましょう。 |
理事会・各委員会の紹介
理事会
過去大学のオリエンテーリング部で活躍されたOB、OGで構成される理事会は、現役学生中心の幹事会・学連に適切なアドバイスを提供したり、学生時代だけでは達成できないような長期的なビジョンを持った活動を見守って行く役割があります。
今年度理事会の活動について 上田泰正(Yasumasa_Ueda@tokyo.pasco.co.jp) |
組織運営支援委員会の紹介
日本学連理事 広江 淳良
(JOA渉外・組織運営支援委員会担当)
日本学連の運営主体は、言うまでもなく学生のみなさんです。しかし、学生のみなさんは、年度毎に入れ代わっていくため、年をまたがって継続的に組織を運営していくことが困難な部分があります。それをサポートするために理事会があるわけですが、もっと細部にわたるワーキング・グループとして、97年度に組織運営支援委員会が発足しました。今のところ委員は学連幹事を経験した者ばかりです。理事会の肥大化を回避しながら、貴重な経験を還元するとい
う効果が期待できると思っています。。委員の顔ぶれは、木俣順(名古屋大卒:財務財政)・大滝民己(東京大卒:JOA)・松浦泰宏(東北大卒:情報管理)の面々で、4月からは与儀浩士(千葉大卒:ホームページプロジェクト)が加わりました。
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技術委員会
日本学連技術委員会は、本年度から3つの部門制をひき、それぞれに活動を充実することとなりました。
・インカレ部門(担当:中村弘太郎) となります。これに伴い、技術委員の増員も検討しています。それぞれの部門の仕事を簡単に説明します。 1)インカレ部門 2)強化・普及部門 3)新技術部門 以前実施したアンケートからうかがえることは、技術委員会はその活動の充実ぶりとはうらはらに、あまり学生には実体が知られていないということがわかります。今後は、やはり広報の重要性を強く認識したことで、もっと多角的に広報の充実を図っていきたいと考えています。次回からは部門毎に記事も出せる予定です、技術委員会の活動に興味を持った方は、羽鳥や最寄りの技術委員までお声をかけてください。 |
第21回インカレ(山口インカレ)・開催まであと300日足らず!!
第20回インカレ(常磐インカレ)が終わって早くも2ヶ月。まるで昨日のことのように思い出せる人もいれば、ずいぶん遠い昔にあったなぁ…と思っている人もいるかも知れません。
みなさんこんにちは、山口インカレ実行委員会実行委員長の小山です。 99年3月、カルスト台地を中心とした山口インカレがやってきます。カルスト台地は、見る人によって様々な表情を我々に見せてくれます。その壮大さは、自分を見失ってしまうくらい大きく感じさせるものです。そのテレインは、すでに初夏の様相です。これから、暑い夏・さわやかな秋・凍えそうな冬を経て、みなさんの目の前に登場する日を迎えます。一番おいしくなる、99年3月まで、しばしお待ちください。 インカレ開催まで300日を切りました。まだまだ先のようですが、あっという間にやってきます。みなさんの持てる力を最大に発揮できる十分な準備をしておいてください。山口インカレ実行委員会もみなさんに最高の舞台を提供できるように、準備を進行中です。 では、99年3月、山口でお会いしましょう! 皆さんの中には、いろんなところでオリエンテーリングをされた方がいらっしゃるでしょう。でも、カルスト台上でオリエンテーリングをやったことのある方は…ほとんどいないと思います。日本でも、そんな環境でOLできるのは、まず、ここだけでしょう。全国各地の大会会場にお邪魔している「インフォボード」にあるような風景でOLができるとなると、皆さんもきっと楽しみにされていると思います。 では、どんな感じのOLになるのでしょうか? 実行委員の木村氏にちょっと解説していただきましょう。 ドリーネの中をコンタリングした事がありますか? このように山口では日本の他の地域ではなかなか味わえないオリエンテーリングを堪能することができます。 いかがです? おもしろそうでしょ? いや、おもしろいんですよ! 山口インカレ、期待してください。実行委員会も、気合い入れてやってます。 もちろん、「併設大会」も充実したラインアップを用意します。詳細は、秋以降の要項まで、しばらくお待ちください。
山口までは…ちょっと遠いですね。でも、日本で唯一、ここでしか味わえないOLができます。そして、観光地も多数あります。秋芳洞・萩・津和野・湯田温泉などなど。この際ですから、インカレのついでに山口観光もいかがですか?
観光のついでにインカレ…ま、それでもいいですけどね。 また、実行委員会では、ホームページを開設しております。山口インカレに関する情報を掲載しております。アドレスは、
…ということで、山口インカレは99年3月12日からの開催に向けて、準備が進行中です。すべての皆さんに満足していただける大会になるよう、実行委員会では全力で準備に当たっております。
なお、山口インカレに関するお問い合わせは… |
北東学連
現在北東学連は、4つの加盟校からなります。東北大と宮城学院女子大が近距離な他は、各校は地理的に遠くて普段から活動を一緒にすることはなかなか困難です。しかし毎年夏の合同合宿やインカレの前合宿などで、交流を深め技術の向上を目指しています。また各大学の開く大会に参加しあうことも北東学連内だけでなく多くの人とのよき交流の場となっています。
競技的な人から楽しんでいる人までさまざまですが、昨年度インカレ団体戦MEで東北大が優勝するなど、実力は引けを取りません。セレクションについてはいつも本学連以外のテレインで 行っており、特に関東周辺で多くお世話になっています。今年のクラシカルのエリートは3本のセレクションレースで決まります。 今後も各校ともに協力してより一層がんばっていくつもりです。 それでは簡単に各校の紹介をしたいと思います。 岩手大学 東北大学 北海道大学 宮城学院女子短期大学 |
北信越学連は加盟校4校(新潟、信州、富山、金沢)準加盟校2校(高岡短期、福井)から成っています。学連の行事として交流会、学連合宿、北信越インカレなどを行っています。北信越学連のレベルは着実に上がっており、山口インカレでは個人、団体ともに上位入賞することが予想されます。他学連の皆さんはしっかりとマークしておく必要があります。特に、昨年デビューした中島篤(新潟2)、猪飼雅(金沢2)の2人はかなりの要注意人物かと思われます。今日はその2人を紹介します。
中島 篤(新潟2) 猪飼 雅(金沢2) |
加盟校
静岡大学 名古屋大学 椙山女学園大学 学連の雰囲気 交流 主な行事 名物オリエンティアの紹介 |
関西学連のすてきな仲間たち
近畿2府4県にまたがる関西学連。関西といえば、「こてこて」、「つっこみ」といったイメージが強いもんですが、我が関西学連は、その期待を裏切りません。その個性的な風土に育まれ、強烈なメンバーと加盟校を抱える関西学連。ほな、ぼちぼちいってみよか。
追手門学院大学:「今年こそ準加盟落ちだ。」の嘆きが今日も聞こえてきます。がんばれ、新入生は君たちを待っているぞ! ここの名物オリエンティアは、馬真也氏。競技部長の辻川君(阪大)いじめが大好きなナイスガイ。 大阪市立大学:市大を語るには、富坂功氏抜きには始まりません。彼の顔を見ないで済む大会は、おそらくないだろうといわれるほどのオリエンティア。 大阪大学:競技派と××派がごっちゃになっているが、最近は××派が台頭してきている?がんばれ、負けるな久世真志氏。宮林正樹氏と小南寛幸氏がいろんな意味での有望株(らしい)。 関西大学:謎。新人戦とインカレには必ず顔を出しています。定例戦にも時折顔を見せてくれます。 京都大学:関西の雄、京大。名物オリエンティアなんか居すぎて名前を挙げきれるかどうか。源後知行氏、平井太郎氏など、圧倒的な層の厚さを持つ。また、その校風からか、圧倒的に個性的な人も多く、な…氏等はあげるまでもないだろう。3回生の個性のなさも強烈といえば強烈だ。京大で「おとなしい」という評価はほめ言葉なのかどうか?その他、部内サークル京大MJC、働く借金大王の会、稲荷先生研究班などオリエンテーリング以外も濃い活動を行っている。 京都女子大学:色とりどり、十人十色といった感のある華やかな京女。ここはあえて新人戦、講習会で名をあげた古谷智美氏をあげておこう。 京都橘女子大学:おそらく日本で唯一、オリエンのみで有名な大学といわれています。TFC(橘ファンクラブ)なる団体まで作られました(現在は解散)。安井千晶様、佐藤渚氏、山浦友子氏等の上回生に、横江君香氏、上田博子氏あたりが続き、関西の女子大屈指の強豪です。 神戸大学:競技に対する意識は高く、京大に続く有力校。どぼっきーずという所属名で各種大会によく出没する。宇陀正志氏等が有名。 奈良女子大学:常磐インカレでは団体戦3位に入り、野村佳代氏、山崎友香里氏を抱え、競技でももちろん有名だけど、…といった酒乱が多いこともあったりする。まさに眠れる獅子です。 立命館大学:京大に次いで、関西では2番目の規模(加盟員数)を持ちながら、実働メンバーが少ないと言われ続ける立命館。ライバルは図書館情報大?競技ではインカレ併設MA4でアベック入賞した武藤雅昭氏や上林修司氏がいるが、いろんな意味で有名なのが寺崎健太郎氏。がんばれ、テラケン!! 大阪外国語大学:何度か廃部の危機に陥りながら、そのたびに不死鳥のように(?)よみがえってきた外大。仲良く楽しくオリエンテーリングをしているようである。 京都工芸繊維大学:今年は新歓ペアの運営など、京大から独立してがんばっている工繊大。今年こそ、来年でもいいから、早く加盟校になって。 幹事会:今年の幹事会の特徴は、なんといってもいっても「オリエンが遅い」ではないだろうか。かつてこれほどに成績の悪い幹事がいただろうか、とOBを心配させる面々が勢揃い。幹事長の古川裕三(立命、インカレMA1で71位)を始め、競技部長辻川正憲(阪大、インカレMA1で70位)、事務局長の小川一仁(京大、MA2で55位)、広報部長武田佳世(奈良女、インカレWA1で失格)と、3回生メンバーはへなちょこである。唯一の救いが、副幹事長・横江君香(橘)のWF1での3位入賞である。おそらく彼女が現幹事で最速であろう。また、他の2回生メンバー、副幹事長西村宏久(京大)、会計の山崎誠之(阪大)もまだまだこれからが期待できる。さあ、3回生の屍を乗り越えてゆくんだ!! 今年度の行事、めじろおし。 サッカー大会(ソフトボール大会?)がどこかに入る予定。また、1/17には関西学連の運営でウエスタンカップリレー大会が開かれます。ぜひとも参加して下さい。 |
山口大学紹介 普段のトレーニングは基礎体力をつけることが主で、たまにサッカーやバスケット等を行うことがある。今後は、技術力をつけていけるようにしたい。 広島女子大学紹介 広島大学紹介 |
5月3日に静岡県富士市「七色石」にて行われた、世界学生オリエンテーリング選手権選考会(8月ノルウェー)の速報です。
WUOC = World University Orienteering Championships WUOC男子選手6名補欠1名 WUOC女子選手5名補欠1名 今年のチームは、戦力状況を鑑みて、男子6人、女子5人の選出としました。また、遠征帯同の予定はありませんが、補欠各1名も選出し、選手同様の強化メニューを実施する予定です。 今後の国内ユニバー強化合宿は、 世界大学オリエンテーリング選手権の予定 トロンハイムについて |
先日の第1号で掲載できなかった、97年度会計退任の言葉です。
97年度会計退任にあたって こんにちは。97年度、つまり昨年度会計担当の後藤 士郎(当時東京4)です。今や就職して兵庫県播磨地方に住んでおりますが、東京からこちらに移ってくると、毎週のように何らかのオリエンテーリング行事に参加していたころが懐かしく思えてきます。週末には体を動かさないとお腹が気になる、と思いつつも近場で大会がないためについ参加が億劫になってしまい、今更ながら北東地区や中九四地区のオリエンティアが日頃苦労されていることを実感しています。 さて、本題に移ろうと思うのですが、はっきりいって学連幹事のうちで、会計ほどその業務が表に出にくい仕事はない、と思っています。基本的にお金の出し入れを最終的に管理する、というのが会計の仕事なのですが、いかんせん直接に加盟員・賛助会員などの皆さんとやりとりするわけではないために、自分自身一昨年に努めた事務局長とのギャップはかなり大きなものがありました。反省といえばインカレ時に発行された活動報告書に述べたところではありますが、そのギャップゆえに自分としてのカラーを出すことができなかった、と感じています。 ともあれ、会計の任期中は大きなトラブルがなく、比較的予算通りに業務が進んだことはありがたいと思っており、同時に予算づくりの作業は意外と重要なんだ、とも感じています。今年度の会計である千脇君が、予算の執行で苦労していないことを祈っておりますが、実体はそうでもないようで少々心苦しくおもっています。
さて、日本学連会計の仕事は当然ながら会計報告をもって終了するのですが、日本学連としての会計報告は各部局、委員会等の会計報告がすべて提出されてはじめてできあがるものです。その点で関係者(各部局の代表者・会計担当者)の速やかな会計報告を心から願います。お金の出し入れはすでに私の手をはなれたので、部局等からの会計報告がそろえばすみやかに集計、処理できるようには準備は整えておりますので。もっとも、96年度(一昨年度)の会計報告が提出・承認されないと手も足も出ないのではありますが。
少々長くなり読みづらいでしょうが、時機を逸してしまった会計退任の挨拶とさせていただきます。 連絡先:Email: goto@home.email.ne.jp |
97年度第4回幹事会議事録の掲載が遅れました。たいへん申し訳ありません。
第4回日本学連幹事会議事録 1.各部局・委員会活動報告 2.1996年度会計報告(案)及び活動報告書に対する対応について(与儀) 3.1997年度会計中間報告(後藤) 4.大会後援申請書承認について 5.活動報告書作成委員長の罷免及び後任の選出について(与儀) 6.「『業務請負に関する契約書』に関する申し合わせ(案)」について 7.幹事会メーリングリストの再編成について 8.第20回インカレロゴの英字表記修正及び永続使用に関して(松澤氏) 9.その他 9-2 その他の議事・連絡 インカレショート変更に伴い、日本学連の規約を改正しなければならないのでは(山下) <<幹事引き継ぎ>> |
今回のいぶきは(前回のいぶきもそうだけど)、送られてきた様々な体裁の原稿を同じ体裁に統一することなくただ切り貼りしたような編集で、所々意味の無い空欄もあったりしますが、編集能力の限界もあって多少は目をつぶって頂きたいと思います。なるべく多くの方々に原稿を書いてもらい、読みやすいシンプルな形にして、皆さんが身近に感じられるようないぶきを目指していきたいと思っております。
第1号の訂正 いぶきの原稿や、広報部への提案、質問、励ましの言葉、苦情などの送り先は以下の通りです。 丹羽正和 行 メールアドレス:mskazu28@mb.infoweb.or.jp 手書きで送る場合は消えないようにボールペンで書いてください。B5サイズが望ましいです。書いた人の姓名、所属、連絡先を忘れずに。 次号第3号は9月上旬発行予定です。8月15日までに原稿を出してください。 |
日本学生オリエンテ-リング連盟機関誌「いぶき」 Vol.15 No.2 平成10年6月6日 発行 発行責任者 中村知晴(日本学連幹事長) 編集責任者 丹羽正和(日本学連広報部長) |