目
次
1.挨拶
会長挨拶
幹事長挨拶
実行委員長挨拶と将来への提言
運営責任者挨拶
2.優勝者コメント
男子選手権・小林遼
女子選手権・高野美春
3.成績
成績および
ラップ解析
(別
窓表示)
4.入賞者ルート図(工事中)
男子選手権
女子選手権
5.学生運営者コメント集
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運営責任者挨拶
運
営責任者 宮崎 大地(東京工業3)
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1.はじめに
ここ数年のインカレ報告書では運営責任者及び運営の実行を主に担当しているチーフ等の報告書は通例載ることはありません。しかし、今回は選手
権クラスの競技不成立を受けて、1ヶ月半という短い準備期間の中で選手権クラスに出場することの叶わなかった学生が運営の主に実行部分の中心となって再競
技を行うことになった、という経緯があります。なので、自分は選手権クラスに出ることが叶わなかったが、選手権クラスの人たちにもう一度チャンスを作って
あげたい、自分の出来ることをしたい、と思って運営に参加してくださった現役学生の方々の報告書をここに載せていただくことになりました。学生を代表して
お礼させて頂きたいと思います。
また、この報告書を手にとってご覧になってくださった加盟員の方々にもインカレロング再競技がどのような方々に支えられて行われたか、ということを少し
で
も知って頂ける機会になればと思います。
2.経緯
11/21インカレロングが渉外トラブルによって不成立になったその日のうちに日本学連幹事会の議論がメーリングリスト上であり、23日には各加盟校に
臨時の幹事会が開催される旨が告知され、27日に池袋にて開催された。
臨時幹事会では議事録の記録が追い付かない(後に物議を醸した)ほどの白熱した議論がなされ、エリート全員に再度アンケートを取り再競技を行うかどうか
の最終決定を12/11の幹事会で行うということが決定した(アンケート結果は日本学連ホームページにて公開されている)。
97名から得られたアンケート結果のうち10名以上の方が再競技の日程では参加できないという回答であり、さらに20名以上の方から「どちらかというと
再競技は行うべきでない」といった内容のご意見を頂いていたこともあり、自分と佐藤俊氏(当時日本学連副幹事長、早大4年)は最後まで開催には否定的で
あった。
しかし、今回の実行委員長である山川氏から、「やるのであれば開催する準備は進めていて、ある程度のメドは立っている」というお言葉を事前にいただいて
いたことと、「出走したい」「走れなかった人のために再競技を行うべき」という積極的な意見も少なからずあり、「開催して頂けるのであれば出走する」とい
うエリートの意見も多かったことから、幹事会では今回の再競技を開催するという結論に至った。
3.開催まで
今回の再競技の開催は人事面、金銭面、渉外面でも負担が大きかったため、運営者およびその賛同者がなかなか得られないという事態となった。ところが、現
役学生からは出走できなかった人の為にもなんとかサポートしたい、いつもインカレを運営してくれている方たちの為に自分たちも出来ることはないか、といっ
た思いで参加してくださった方が実に22名で、大所帯の運営陣となった。
また、大方の予想通り、運営に必要な資材の一部・渉外対応・地図印刷・コースプランなどは全て山川氏にお任せすることになり、山川氏に頼らないにすると
いう近年の懸案事項に全く逆行する結果とになってしまった。さらに、上記の理由などから、学生の運営者は演出や会計など、人手が足りないような仕事を手伝
うといった事前のスタンスからも大きくハズれ、現役生が主体となる大会という位置づけに代わりかなり広範囲で深く関わることとなった。
4.大会を終えて
当日大きな問題もなくつつがなく大会を終えられて良かったと思います。現役生がみな運営としての個人スキルは無い中、知恵を絞って大会を盛り上げようと
頑張った一定の結果は見られたのではないかと思っています。
反省点は多いですが、特に感じられたのは情報伝達の遅さと情報源の少なさです。みな普段自分の生活があるのである程度情報伝達が遅くなるのは仕方ないで
すが、あまりにも情報が回ってこず、動けない、次に何をしていいかわからない、自分で考えて動いているが他にもすることがあるのではないか?という疑問が
解消できない、といった点が多くみられました。マニュアルなり、手順なり、資材リストの共有などを徹底すればそれを解消できたのではないかと思いますが、
引継ぎ文書や過去文書を募ってもなかなか返信が得られない状況でした。
今回は特殊なパターンだったので色々と本来の形とは違った形になったかとは思いますが、引き継ぎ文書やマニュアル等が最初から共有されていれば、次にや
ることがわからない、動けない、山川氏に頼ってしまう、という結果にはならなかったのではないかと後悔しています。
提言としては、やはり今回は特殊なパターンということでかなりの省力運営を心がけました。今後も運営者の減少・固定化などによる負担増でクオリティと労
力の均衡点を探していく運営になるかと思いますが、今の意識としてクオリティを落とすことに消極的になりすぎだということを特に感じました。
このクオリティを保ったまま運営を進めていくと、それこそ危惧されている山川氏と共倒れパターンになりかねません。地図やオフィシャル、速報などと行っ
たところに注力しており、それこそクオリティを下げてはいけない渉外に対するところが下がってしまうことはなんとしても防いでいかなければならないことで
す。
現在、学生の中には地図に対するクオリティを求める声も当然多いですが、運営者が足りないなら調査に厳密性をそこまで求めなくて良いのではないか?とい
うった意見も見られます。その辺に耳を傾け、今後はいい意味で力を抜いていく、そんな運営スタンスが必要なのだと思います。
大それた話になってしまいましたが、自分からの反省点・提言としては以上になります。乱文失礼しました。
5.最後に
今回の再競技は準備期間が一ヶ月半だった上、準備の大詰めがちょうどテスト期間と被る学生にも厳しい日程でした。それにも関わらず事前準備に奔走してく
れ
た、演出の田村、計センの燧、会場の古里、それから会計補佐のハズが資材等で事務局に出向いてくれた千代澤の4人にはとても感謝しています。また、卒論を
まとめる中で宿の申し込みやエントリーなどの大役を引き受けてくださった会計の4年生二人(井戸さん、佐藤さん)には頭があがりません。
その他にも前日から設置に尽力してくれた小泉、黒田、村越。遠くから朝早くに来て朝確を手伝ってくれた羽野、深澤、谷、鵜瀬。直前になってフィニッシュ
の方の手伝いに回ってくれた江坂、たかまる、多比羅。東北からわざわざ来てアナウンスを担当してくれた嵯峨、齋藤、幸谷。そして一年生ながら運営に協力し
たいと言ってくれて、寒い中車の誘導を行なってくれた磯みつと田中F。みんなに感謝しています。君らが居なければ回すことは困難でした。この場でお礼を言
いたいと思います。ありがとう。
お忙しい中今回の運営に参加してくださったOBの方々には今後ともご指導頂きたいとおもっております。計センのサポートに全力を尽くしてくださった井上
さ
ん。計センに関わらずPC関連のトラブルに対応してくださりありがとうございました。前走としてコースの確認を行ってくださった林さんと関谷さん。強行軍
だったにも関わらずお二人のタイムはホントに速かったです。前日から作業に関わってくださった真名垣さん、角田さん。地図封入の作業を明け方までありがと
うございました。横断ラジコンで交通整理とゼッケン打ち込みを続けてくださった入谷さんと纓坂さん。無事事故も起こらず、会場は速報で盛り上がりました。
スタートの井出さんと室田さん。朝早く来てくださってすぐスタート設営に向かっていただき感謝しています。
そして最後に、イベントアドバイザとしてさまざまなアドバイスをくださった大西さん。最初から最後までさまざまのことを全て一手に引き受けてやってくだ
さった山川さん。お二人のおかげで、学生たちはまた夢の舞台に立つことができました。本当に感謝しています。ありがとうございました。
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